- ベストアンサー
「問合せ」につける「お」は?
「お」の付け方についてお伺いします。 自分から質問をするときに 「お伺いしたいのですが」といいますよね。 基本的には自分のする行動には「お」「ご」は付けないと 思いますが、上記のような使い方はあるわけで・・・ そこで質問です。 とある企業に問合せの電話をした場合。 「HPを拝見し、問合せをさせて頂いたのですが」 「HPを拝見し、”お”問合せをさせて頂いたのですが」 この場合の「問合せ」については、どちらが正しいのでしょうか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「HPを拝見し、お問合せをしておりますが」 「HPを拝見し、お問合せをさしあげましたが」 でいいと思います。 通常は、自分の行為や持ち物に「お」「ご」はつけません。 × 私は、お勉強をします。 × 私は、お仕事が好きです × 私の、お飲み物 上記の「お」「ご」は、敬語の種類では「美化語」にあたります。 ただし、ご質問の「お問合せ」は、「美化語」ではなく「謙譲語」の範疇に含めるのが妥当のようです。 ●名詞の「謙譲語」の用法 「電話」「手紙」を「お電話」「お手紙」というように、その行為が、「会話の相手におよぶ場合」には、「お」「ご」をつけるのが自然です。 「問い合わせ」についても、問い合わせをしているその相手に対しての言葉ですから、正しいと考えられます。 「~させて頂く」については、昨今かなり濫用されているものの、本来は「許可を得てその行為を行う」場合に使うものです。 あえてこのケースには使う必要はないと思われます。
その他の回答 (4)
- kzsIV
- ベストアンサー率53% (238/446)
謙譲表現の「~させて頂く」はへりくだりのし過ぎという感じがあり、避けるべきだ、という考え方があります。間違った表現ではないので、今回はそのままに用例としましたが ”お”問合せをさせて頂いたのですが、 は普通の表現にすれば ”お”問合せをしましたが で、自分の行為・動作に「お」をつけることになります。 お問合せさせて頂いたのですが を普通の表現にすれば お問合せしましたが で、お+動詞連用形+する という形なので、謙譲表現として間違いとは言えません。ただ「問い合わせ」を名詞のように聞き取ってしまうと謙譲表現のように思えないことがあります。「おたずねしたのですが」のような言い方の方がいいのかもしれません。 逆に「お考えする」は間違いではないはずですが、違和感があります。つい「考えさせて頂く」となってしまいます。 「お持ち帰り出来ます」 お持ち帰りになれます の誤用なのか テイクオフ 出来ます の意味なのか
お礼
ありがとうございました。 間違っているわけではないのだけれど、 違和感がある・・・というのは、 ビジネスの場において、非常に感じることが多いです。 参考になりました。
- kzsIV
- ベストアンサー率53% (238/446)
動作・行為を表す語の場合、「お」「ご」の付け方は 次のような場合は、その行為が聞き手・読み手のものであるときには「お」「ご」を付けた方が良いでしょう。 ×HPを拝見し、”お”問合せをさせて頂いたのですが 多くの方からお問い合わせがありました。 ご質問はありませんか? ×はい、いくつかの点について ”ご”質問があります。 「問い合わせる」「説明する」「依頼する」のような動詞表現を敬語にするときの基本は 尊敬表現 お問い合わせ「になる」 ご説明「になる」 ~「なさる」 ~「くださる」 謙譲表現 お問い合わせ「する」 ご説明「する」 ~「致す」 ~「申し上げる」 お伺いしたいのですが お問合せさせて頂いたのですが 私がご説明いたします ご依頼申し上げます など、すべて謙譲表現であり、間違いではありません。 丁寧語は動作主体(主語)に対する尊敬というよりは、聞き手・読み手に対する尊敬(親愛表現)です。「私のお洋服」というような言い方は聞き手・読み手が誰であるかを考えて使いわける必要があります。公式の場では相応しくありません。
補足
読ませていただいているときは、「なるほどぉ」と思いながら 読んでいるのですが。(^_^;) ×HPを拝見し、”お”問合せをさせて頂いたのですが ※これは×なんですよね。 お問合せさせて頂いたのですが ※これは謙譲表現で、間違いではない とのこと。 すみません。この違いが良く分からないのですが、もう一度お願いできますか? 理解力乏しく申し訳ありません。(^_^;)
- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
それは動詞の連用形が名詞化した言葉に つくのであって基本的に名詞全般と同じ法則です。 「お」は文章を丁寧にするためにつけるのであって 尊敬でも謙譲でもありません。 物に大事にする意味を込めて「私のお洋服」という具合です。 ただし本件では 「問合せをさせて頂いたのですが」が正しい。 なぜなら 「問い・合わせる」という複合語は 強い意思でやや手間をかけて遂行するニュアンスであり 主語の存在が文中で重くなり「お」をつけると 補語ではなく主語を敬う意味が生まれるからです。
お礼
ありがとうございます。 なるほど。 実は、会社の後輩が「お問い合わせ」といっていて、 「その場合は”問い合わせ”のほうが正しいんだよ」 と説明をしたところで・・・ 急に「お伺い」っていうよなぁ。と疑問に思ってしまいました。 すっきりしました。ありがとうございました。
- migimonza
- ベストアンサー率26% (44/166)
尊敬語から丁寧語に変化したと考えざるを得ません。 問い合わせる自分の行為に尊敬の意味を込めたのでなく 【問合せ】と言う語を、【お問合せ】とし、自分の 行為を指す時に使用した、と考えましょう。 所詮、文法は、使われている局面の後付け説明にしか 過ぎない物です。 この考えに到達するまで、私はこの語に限らず、違和感の 連続でした。 例えば、社長がお客様に自社を説明するのに、ご説明いたします、 とか、自分が頼むのに、ご依頼申します、等など・・・
補足
早速、ありがとうございました。 正しいのは「問合せ」。ただし「お」をつけるのも時代の流れ、 ということですね^^ では、migimonzaさんは、「問合せ」については どう使われますか?
お礼
ありがとうございました。 一般的には・・・の場合と、 この場合には・・・の場合があって、 本当に日本語って難しいですね。(^.^;