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「だんだん」って、ホントに使うの?(NHK 連続TV小説「だんだん」)
今、朝のTV小説「だんだん」が放映されてます。 この「だんだん」は、出雲地方で「ありがとう」の意味らしく、ドラマのなかでも頻繁につかわれます。 で、本当にそこではこんなに、よく普通に使われているコトバなのでしょうか? ドラマの台詞では なんか不自然な感じの使い方に思えてしかたがないのです。 「○○してくれてダンダン。」 とか。 なんか、取って付けたような気がして・・・。 それに、あまりにもヒンパンに、ムリして出されているように思えます。(このコトバがでると、観てる私が気恥ずかしくなります。) 方言ですから、使わない地方の者がトヤカク言うべきではないでしょうが。 本当にこのように使われてたのなら、出雲のかた、ゴメンナサイ。
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> 納得いかないのじゃなく、お礼と、再確認のために 恩田さんにメールし > ておきました。 > 怒られるかな? まさか! (笑) 私自身もそうですが、ブログを公開している人は記事に対して反響があるのは非常にうれしいものです。ちなみに私のブログも恩田さんと同じように本名&がん首写真入りです。 それはそうと、alpha123 さんが述べていらっしゃるように「だんだん」はどうも地元でもあまり使われなくなって来ているようですね。下記サイトの掲示板でのやり取りにもそのような発言が見られますので、参考までに掲載しておきます。 「出雲弁の泉」 http://www7a.biglobe.ne.jp/~izumobenn/ 他には下記ページの記事も中々面白いので、お暇があったらどうぞ。 「ダダさんの正しい出雲弁講座」 http://www.ten-f.com/izumobenkousa1.html 以上ご参考までに ( ^^
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- shinsho4
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面白そうなので参加させてください。 「だんだん」をありがとうの意味でですか。 私はそのテレビ以外に聞いたことはありません。 >方言ですから、使わない地方の者がトヤカク言うべきではないでしょうが。 本当のところは土地の人でないとわからないでしょう。 私の出身地の方言を使うテレビドラマが、NHKで放送されたことがあります。 シリアスなもので、考証もバッチリでしたが、役者のしゃべる方言が気になりました。 遠方出身の役者はまるでダメで、近県出身の役者はそこそこの出来でしたが、やはり本物とは違うと感じたものです。 ところが、私の家内は私の出身地に長年住んでいたにもかかわらず、いい出来だ、上手に方言をしゃべっていると申します。 結局よそ者では発音の微妙なところはわからないんですね。 前にこんな質問に回答したことがあります。 ↓ 「あそこ」と「あすこ」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4428081.html この回答で、次のように締めくくっています。 =============================== どちらも間違いではありません。しかし放送界は「あそこ」です。ですから今後はますます「あそこ」使う人が増え、「あすこ」は東京近辺の老人と共に消えていくように思います。 =============================== 事実そうだと思います。かつて「あすこ」は東京中の人々に使われていましたが、今はわずかに老人と、下町の住人だけに使われている下町方言になってしまいました。 下町でも使う人はどんどん減ってきています。 「あすこ」と書く人はほんとうに少なくなりました。 「あすこasko」と発音しながら「あそこ」と書く人は、「あそこ」と発音するつもりで結局「あすこasko」になっているわけですから本物の「あすこ派」ではありません。 こういうことは、下町の金融機関に勤め、零細企業を相手に長年商売をしてきた人が一番よく知っているはずです。 テレビが「あそこ」とはっきり発音しているのをみると、今後はますます「あそこ」使う人が増え、「あすこ」は東京近辺の老人と共に消えていくように思います(^-^ 。 先に申しましたように、方言の発音上の微妙なところは地元の人でないとわからんと思います。 しかし、方言について、よそ者がトヤカクいうのは一向にかまわんと思いますよ。 その方言の特異性を論評することについては、よそ者の方が適している場合があると思います。 「方言の発音上の微妙なところは地元の人でないとわからない」・・・これは口でしゃべっているものを耳で聞き取る際の難しさをいったものです。 書いたものはどうでしょうか。 書いたものは意外とわかりやすいように思います。
お礼
ありがとうございます! 以前、私の地元(でもないか)、飛騨市古川を舞台とした NHK朝のTV小説「さくら」というのをやってました。 ご当地俳優として野口五郎さんも準レギュラーで出演してましたが、セリフはまるっきりの標準語でガッカリでした。 (まあ、彼は「美濃市」出身ですので、飛騨弁は話さないから仕方ありませんが・・・。せめて美濃弁でやらせろよ!NHK!) >方言の特異性を論評することについては、よそ者の方が適している ・・・ああ、こういうふうに思ってもイイのですね。 やはりホントのとこは、地元の人でないとわからないと思います。 この質問に対して、出雲のかたの反応待ってるんですが・・・。
- kamemodoki
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> でもまだ、単独で使うことはあっても、「~してくれてダンダン。」みた > いなのは あるのかな?と・・・。しつこい。 別にしつこくはありません。 真面目な質問であれば、解るまでとことん尋ねるのは質問者として当然の行為です。回答する側から言えば、解ったフリをして適当にお礼を書いて締め切る質問者より数百倍マシです。 それはともかく、“本物の島根人” と思しき人がブログに書いていますから、多分あるんでしょうね。 「いっつも見てゴシなはってダンダンね!」 - 恩田和明のブログ http://www.roukyo.gr.jp/onda/4505.html この記事を見てもなお納得が行かない場合は、恩田さんに直接お尋ねください ( ^^
お礼
ありがとうございます! ブログ見ました。 確かに使われてるようですね。 納得いかないのじゃなく、お礼と、再確認のために 恩田さんにメールしておきました。 怒られるかな? 「忙しいのに トロイことで仕事の邪魔するなッ!」って。
- kamemodoki
- ベストアンサー率100% (3/3)
とまじふさん、こんにちは。 > 方言ですから、使わない地方の者がトヤカク言うべきではないでしょうが。 まったくその通り! 所変われば言葉も変わります。 映画を見て、「フランス人はホンマに “merci” て言うのやろか‥?」と考えるのと同じくらい、このご質問は無意味です。 > あまりにもヒンパンに、ムリして出されているように思えます。 まあ、ドラマのタイトルですからね。石垣島の「おーりとーり」、尾張の「やっとかめ」、ハワイの「アロハ」みたいなものでしょう。言う人もいれば、言わない人もいると思います。 なお、周圏論については机上だけで語るのは危険だと思います。まるっきり無関係なのにたまたま同音ということもありますし‥ 例えば「ちゃんぺ」は土地によって意味がかなり違うようです。ドリフのギャグ「加トちゃんぺ」を聴いてギョッとした富山人は少なくないのではないかと‥ (笑) > 北陸にありませんかねえ?「だんだん」。 ないっ!!!(キッパリ) ・・・と、数時間前に上市の母が豪語しておりました (笑) もっとも、小学校さえほとんど通っていない(正確には通わせてもらえなかった)人の意見ですから、確かさは一切保証しません。それに富山も結構広いですし‥ 相手が身内か余所者かできっちり言葉を使い分けているケースも少なくありませんから、方言の実態はその土地でしばらく暮らしてみなきゃ本当のところは分からないと思いますよ ( ^^
お礼
だんだん! 初めまして。( ^^ 今さらながら、「だんだん・方言」で検索してみました。 いっぱいありました・・・。使ってる(使ってた)トコ。 参考URLも とても為になりました。 (でもまだ、単独で使うことはあっても、「~してくれてダンダン。」みたいなのは あるのかな?と・・・。しつこい。) 使い方が不自然と感じても、ドラマのことだし、ヨソ者が とやかく言うのは やはりアレですよね。
- artofauror
- ベストアンサー率23% (91/393)
お礼に方言周圏論が出たのでちょっとアドバイス的なことを……出雲で使われているのであれば、それと同じ使い方をしているのは、北陸地方(石川県・富山県)あたりですね。アホ・バカ分布考見ても、それと同意義の言葉で、出雲と北陸は同じような系統の言い方をしますからね。 それと、ドラマセリフってのは、どこか誇張されがちですから、それを使う地域の人はもちろんですが、その言葉使いをしない他方の人間であっても、違和感があるのは当然と言えば当然です。なので、質問者さんの考えや感じ方ってのは、あながち間違いではないですね。
お礼
ありがとうございます。 以前、あるブログで、この「だんだん」というドラマは、初め、東北地方が舞台の話しだと思った・・・というのを見かけました。 なんでも、青森かどこかが舞台の話し(小説?)で、「だんだん」というセリフがでてたような気がしたから・・・というものでした。 そうなると、この言葉がもともと「京」から発せられたとすると、そのような離れた地にもあってもおかしくはないかなあ・・・と思ったものです。(離れすぎてる感も少しありますが。) 北陸にありませんかねえ?「だんだん」。 (もっとも、あくまでも「京」が発信地という前提での話しですが。) しょせんドラマですので、ある程度の誇張はあるでしょうね。
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
11月1日に出雲を旅して来ました。あちらの店でもこちらの店でも、お客さんに「だんだん」と挨拶していました。
お礼
ありがとうございます。 えっ!? あちこちで?! もしかして、このTVドラマにあやかって・・・なんてことじゃ・・・ないですよね。 たしかに関西では お店のひとが「おおきに」を、感謝のコトバとして使うみたいですが、このドラマのように、会話の文の中に混ぜ込んでも使うのでしょうか? あいさつ語の一つとしてじゃなく。 どうも、「○○してくれてダンダン。」と言ったのが 耳に障ったのです。 「○○してくれたんか? ダンダン!」ならば納得できるのですが・・・。
- alpha123
- ベストアンサー率35% (1721/4875)
ドラマはところどころしか見ないからあらすじも知らないが、 ありがとうの意味でだんだんが使われる地方は西日本にはいっぱいあるでしょう。 鳥取県西部、島根県、島部で隠岐など、山口県大島、高知県幡多郡、福岡県博多、熊本県、大分県直入郡、宮崎県高千穂、愛媛県の海岸沿いや島部でも通じるでしょう。 もちろん高校生が使うことはありません! 50歳の親でも使わないかもしれない(意味は知っているはず) 若者でも介助や介護ヘルパーしていたら、おじいさんおばあさんから「だんだん」と返されるうちにわかります。 ドラマ以前の理解では京都の遊興地で使われ各地に(貿易担当者や船乗り通じて)広まったともいわれていた。山間部の平家の落人部落伝説の多さ、京と同じ言葉使うという自負です。
お礼
ありがとうございます。 使いますか!・・・でも、お年寄りだけとは・・・。 私の地方も、方言は廃ってます。 おもしろがって意識的に使うことさえあるような現状です。 古老しか使わなくなってるコトバの なんと多いことか! 寂しいですが、しかたありませんね。 京を発信地として、コトバは同心円状に地方に伝わっていったという説があります。 「方言周圏論」 http://www.tabiken.com/history/doc/Q/Q315R100.HTM 「アホ・バカ分布」 http://www.geocities.co.jp/Hollywood/7779/ahobaka.html そのアレでいくと、東日本でもこの「だんだん」を使う地方があるかもしれないですね。
お礼
ありがとうございます。 リンク先、みさせていただきました。 ・・・わが地方のコトバをここまで掘り下げて検証できるかな? と思うほど 深い考察がなされていますね。 スゴイと思いました。 私たちの方言、使って守らねばと思いました。 年寄りたちだけに使わせはしないよ! 全く知らない人のブログに書き込むことも よくあるのですが、その管理人から返事がないのも悲しくなりますね。 まあ、独りよがりのブログなんでしょうね・・・。 そんなんだったら、「返信」とかのナニを付けなきゃいいのに。
補足
前回のご回答で、「恩田さん本人に質問すれば?」とのことでしたので、その後の報告をいたします。 (ここに発表するということを、本人了解取り付けてませんので、要約です・・・。) ・お店で、お客さんに対して「だんだん」と単独で使うことはある。 ・文の中に混ませて(~してくれてダンダン等)は、島根でも「ありがとう」という。京都まで行って「~をダンダン」などはアリエナイ。 ・ただし、老人ことばとして、「~ダンダンねえ」と言うことはある。 ・「そんなバカな!」な使われ方してるのもあるが、ドラマなので多少の脚色はシカタナイと思う。 ・・・という、とても丁寧で詳しいご返事をいただきました。 私も島根へ行ってみたいものです…というのに対して、 「是非、一度『行ってヤッテ、ゴシナハイ、ズモトの人は親切ダムンね』だんだん。」 とても感激いたしました。