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俳句等での「大きかり」の使用は文法的に誤りか

俳句や短歌では、明治以後、「大きかり」や「大きかりけり」がいくつかの 作品に見られます。「大き」は形容動詞であり、カリ活用はあり得ないので 「大きかり」や「大きかりけり」は文法的に無理とする否認派と、すでに広く使用され、森澄雄「紀の国に闇大きかり鉦叩」、斎藤茂吉「うちひびき七面鳥 のをんどりの羽ばたき一つ大きかりけり」のような名作も見られるし、なんの問題もないとする容認派に分れました。この「大きかり」や「大きかりけり」について、ご教示下さるようお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kwan1234
  • ベストアンサー率18% (111/603)
回答No.1

私は容認派です。 この場合「大き」は「大きなり」という形容動詞の語幹ではなく、「大きい」という形容詞の語幹だと考えます。 そうすると「高かり」「悲しかり」などと同じように、形容詞の語幹+かり とかんがえられます。

junulo
質問者

お礼

さっそくのご教示ありがとうございました。わたし自身も容認派のひとりなので、とても安心いたしました。今後ともよろしくお願い致します。

その他の回答 (1)

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.2

誤りではありません。「かり」は「くあり」の短縮形です。 「落葉松は淋しかりけり」は「‥淋しくありけり」の意味です。

junulo
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。

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