秋の味覚、秋刀魚。美味しいですよね。彼氏が秋刀魚好きなのでしたら、多分、塩漬けにした開きサンマは美味しいと思わないはずです。サンマのおいしさは、まさにサンマの「脂」とその身の「新鮮さ」です。
サンマは本来、炭火などで焼くのが一番美味しいのですが、一般家庭では難しいのが現状です(お隣に迷惑ですしね)。そのため、ガスレンジを用います。
>いつも中の身が水っぽい(ぐちゅぐちゅしてる?)と言います。
この原因は、サンマの身に入っている水分と、サンマの脂が逃げないからです。ガスレンジで焼くと、脂が下に落ちて身が引き締まります。また、レンジのパンに水を入れすぎると、焼けていく途中で脂は落ちるものの、パンから蒸発した水分を吸収するために身がパリッとしません。焼き上がる頃には水がなくなる程度の少量が一番です。
上記のことから、質問者さんの場合、フライパンで焼くために、
1. サンマの身の水が逃げない
2. 脂も同様に逃げない
この二つがあるために、水分と脂分が身に残り、グチャッとした感触になるのだと思います。ですので、
フライパンには蓋をせず、水分を逃す。焼く途中で出てきた脂は、キッチンペーパーなどで拭き取りながら焼くと良いと思います。
>外側パリっと中はしっかりと焼く方法を教えてください。
サンマ好きは、皮がパリッとして、中身が柔らかくもなく固くもない焼き方が好きだと思います。私の提案としては、フライパンを使うのであれば、100円ショップか金物屋で、魚を焼くときの「金網」をプライパンに載せて、その金網の上でサンマを焼くのが良いと思います。そうすると脂は下に落ちます。水分ですが、フライパンを蓋で覆ってしまうと水分が逃げませんので、水蒸気が出る程度の隙間を開けてやるとよいと思います。プライパンが熱で傷むといけないので、金網の下に少量の水を入れて置けば大丈夫でしょう。また、新鮮なサンマなら、結構な脂が落ちてフライパンにたまるので、フライパンを痛めることはないはずです。表面をパリッと焼くためには、焼きはじめ、金網を載せたプライパンを熱しておき、それからサンマを金網に載せるとよいと思います。ただし、フライパンでは、表面をパリッと焼くのはちょっと難しいかと思います。
あるいは、最近では非常に安い(2000円程度の)電気グリルがありますので、魚焼き専用と考えて購入し、これを使う手もあります。こちらはフライパンより美味しく焼けると思います(ただ、脂が落ちるので、お手入れが少し大変かもしれません)。
以上ご参考までに。