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HPLCピークの同定について

HPLCで初めて分析した成分のピークがどれか分からず困っています。 このメソッドはまだ開発途中で、取り敢えず分析できるか確認する為に行ないました。 測定したサンプルは以下の通りです。 (1)1、5、10mg/mlのSTD溶液(溶媒はミリQ水) (2)ミリQ水のみ(ブランク用、STDの溶媒でもあるため) (3)りん酸緩衝液(移動相に使用しているもの) (4)アセトニトリル(移動相に使用しているもの) 単純に(2)~(4)で現れなかったピークがSTD(分析対象成分)だと考えたのですが・・・。 STDでは3分あたりに形が変な大きなピークが現れたのに対して(2)~(4)にはそのピークはなく、 STDの8分あたりにそこそこきれいなピークがあって(2)~(4)にはない。 この結果から、3分あたりに現れた大きなピークが分離に失敗したSTDなのか、 8分あたりに現れたそこそこきれいなピークがSTDなのか、分からないのです。 8分あたりに現れたピークは、面積がきちんと濃度によって比例していました。 しかし、これがSTDだと断言できるかといったら、正直不安です。 どのようにしたらRTが分からない成分を特定することができるのでしょうか? 分かり難い質問になってしまい申し訳ありませんが、ご意見を伺えたら幸いです。 宜しくお願いします。

みんなの回答

  • elpkc
  • ベストアンサー率53% (626/1160)
回答No.3

3分のピークはソルベントピークだと考えられますが、 移動相は測定していないのですか? それがほとんどピークとして検出されなければ、 問題無しです。

noname#92706
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 移動相は測定しましたが、移動相の3分までのピーク(ノイズくらいに小さい)とSTDの3分までのピーク(とても大きくていびつな形)は全く違うものでした。 STDをミリQ水で作成したので、ソルベントピークの可能性が高いですね。 再度チャレンジしてみます。

  • ooooaaadd
  • ベストアンサー率68% (28/41)
回答No.2

成分の特定となると、分取してMSやIR,NMRで分析ということになるかと思います。 あるいは、成分の見当がついているでしょうから液クロメーカーのデータ集に当たってRTを調べてみる。 あるいは乱暴ですが、8分のピークが濃度と面積で比例するならこれをSTDの成分としてしまう。

noname#92706
質問者

お礼

回答ありがとうございます! メーカーのアプリケーション集を参考に分析したのですが、 目的成分のRTが3分だったので、 やはり分離がうまくいかなかったのか?と思ったのですが、 その変な形のピークは濃度に関係なく同じような面積だったのです。 しかも使用したカラムがアプリケーション集と同じ物ではないので、 RTも変わってくるのだろうと考えると、 やはり8分のピークが目的成分なのか?といった具合に分からなくなってしまいました・・・。 もうちょっと追求してみます。 ありがとうございました!

  • air_jp
  • ベストアンサー率16% (1/6)
回答No.1

濃度に比例しているので,8分がStdのピークと思います。 3分のピークは溶媒ショックのピークと思います。 3分のピークを小さくするには、 Stdを移動相(gradientなら初期条件)で希釈することです. 3分というのは、LC条件がありませんが、恐らく カラムが4.6×150mm、流速が0.8~1.0mL/minと思いますので、 カラムの1倍量が溶出した時間が2.5~3分になります。 移動相での希釈を挑戦してみて下さい。

noname#92706
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 溶媒ショックのピークなんていうものがあるのですね。 STDを移動相で希釈してみます。 >カラムが4.6×150mm、流速が0.8~1.0mL/minと思いますので 全くその通りです!さすがですね。 とても参考になりました。

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