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苛性曹達でのpH調整方法について
教えて下さい。 36tの水(pH7)に液体苛性曹達(25%)を加えてpH9にしたいのですが、何Lの苛性曹達が必要になるのでしょうか?? また、硫酸を使用してpH9の水をpH7に戻すのに必要な硫酸はいくらなのか教えていただけないでしょうか?? 計算式も含めて、分かりやすく説明できるようにお願い申し上げます。
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- Ichitsubo
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「苛性ソーダ」とは古風ですね。 「液体苛性ソーダ」と書かれていますが、これは「苛性ソーダ」の水溶液のことですね? 以下、世間では通用しない「苛性ソーダ」ではなく、水酸化ナトリウムと書きます。 25%水酸化ナトリウム水溶液ということですので、100g中に25gの水酸化ナトリウムを含んでいます。 pH=9となる水酸化ナトリウム水溶液を作りたいわけですから定義より[OH^-]=10^-5 mol/Lの溶液とすればよいとわかります。 ここで、水の密度を1.0g/cm^3とすると36t=36×10^6 gの水は3.6×10^7cm^3=3.6×10^4Lと、中学生レベルの換算です。 25%NaOH水溶液を加えることによる体積変化は無視できるとして、3.6×10^4Lの溶液の[OH^-]が10^-5 mol/Lとなればよいわけですから、3.6×10^-1 molの純NaOHを溶かせばよいとわかります。これは式量NaOH=40より14.4gの純NaOHに当たります。25%溶液を何g用意すれば14.4gの純NaOHを加えることになるのかを計算すると (25/100)x=14.4g x=57.6g ということで58gの25%水酸化ナトリウム水溶液を加えると良いでしょう。 ですが 現実問題として、水酸化ナトリウムは空気中の二酸化炭素をどんどん吸収してしまうので(中和反応が起こるから)、この計算で出したよりはやや多く必要でしょう。あとはpHを測りながら1滴ずつ加えることです。 硫酸のほうはもうめんどくさいので割愛。ほかの方お願いします。