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生物学に使われる「鱗様(りんよう)もしくは鱗様組織」についておしえてください。
生物学の用語で「鱗様に覆われた羽などや鱗様組織」と書かれている。書籍があるのですが、「鱗様」とはどのような意味なのか教えてください。お願いします。それから読みは「鱗様(りんよう)」で合ってるのでしょうかその辺も詳しい方ぜひ教えてください。お願いします。
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読みは音読みで「リンヨウ」ですが、意味としては文字通り「魚のうろこ」が魚の体表に敷き詰められているのと同じような姿をしていることを意味しています。魚屋で実物を見ることができる魚の体表や、松ぼっくりの表面の姿を思い浮かべてみてください。
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- TTOS
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#3で誤解を与える書き方をしたことをお詫びします。 鱗ということばが、ウロクロムの次、ウロビリンの前に記載されている、つまり「うろこ」という読みであるという意味です。
お礼
またまた、補足いただき、いたく感謝している次第です。大変参考になりました。こちらの早とちりをわざわざ訂正していただいて、大変たすかります。また何かの縁で教示していただいたら幸いです。ありがとうございました。
- TTOS
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岩波生物学辞典から一部引用します ウロクロムの次、ウロビリンの前「鱗:動物の体表の大部分または一部を覆う,多少とも硬質の小薄片状の形成物.形態学的には極めて多様で,爬虫類の体表や鳥類の脚,ある種の哺乳類の肢や尾,センザンコウの体表にみられる鱗は,表皮性の角質鱗である.(後略)」 補足の文章では、「鱗様」という専門用語ではなく「ウロコのような」と解釈し「うろこよう」と読んだほうがよさそうに思います。文字ではなく音声だけで「リンヨウ」「リンヨウソシキ」といわれても、私はそれから即座に「鱗様」「鱗様組織」を思い浮かべることができません。 ただし私の回答は、他の読みがまちがいという意味ではありません。 鱗様組織(ナマズの一部)は、コリドラスの鱗などが当てはまるのでしょうか?調べるほど自分の無知を思い知らされます。
お礼
回答に補足していただいて、本当にありがとうございました。ウロクロム、もしくはウロビリンというのが正式名所ですね。言葉にも様々の意味合いがあるとは知りませんでした。それにしても、私の拙い補足にも関わらずここまで詳しい回答本当にありがとうございました。鱗様はわかりましたが、鱗様組織についてははっきりしませんでしたが、これではっきりしました。貴重な回答本当にありがとうございました。勉強になりました。
- TTOS
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岩波生物学辞典(第4版)に記載されている「鱗・」は以下のとおり。 鱗・鱗茎・鱗被・鱗粉・鱗片・鱗片葉・鱗毛 (鱗翅目など、付録部分は除いています) 「・鱗」は以下のとおり。 角鱗・ガノイン鱗・硬鱗・コズミン鱗・骨鱗・種鱗・楯鱗・発香鱗・櫛鱗・円鱗・苞鱗 「鱗様に覆われた羽などや鱗様組織」とは、何について説明した文章なのでしょうか。
補足
回答ありがとうございました。すいません文が若干まちがっていたので、訂正します。「鱗様」が書かれていた箇所は、鳥に残っている退化した鱗の説明で「鳥類では、一説には鱗から羽毛が進化したとも言われ、元来の鱗は失われている。ただし脚の部分には鱗様の形態が残っている。」と表記されていました。そして「鱗様組織」は「鱗板」の説明の中で「板状の鱗(トゲウオなど)・若しくは鱗様組織(ナマズの一部)」と書かれていました。参考になりましたでしょうか。それにしても鱗には様々な種類があるのですね。大変勉強になりました。貴重な回答本当にありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。魚の体表の事でしたか、確かに植物や魚類でしょっちゅう使われるわけですね。専門家の方にここまで詳しく噛み砕いた説明をしていただいて、大変わかりやすかったです。解りやすい回答本当にありがとうございました。おかげでスッキリしました。