• 締切済み

箔検電器

箔検電器は電荷の検出につかうのはわかりますが、箔の開き方で電荷の測定に用いられるのはなぜですか?

みんなの回答

  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.1

箔検電器は,帯電体の電荷の大小をある程度比較することは できますが,電荷の測定には実用的ではないと思います。 箔検電器に帯電体を近づけると,静電誘導によって金属部分に 電子分布の偏りが生じます。例えば塩ビ板をティッシュでこすっ て近づけると,塩ビ板の負電荷によって反発を受ける電子が, 箔の方に集まります。それで箔どうしの負電荷の反発によって 箔が開くわけですが,同じ距離に近づけた塩ビ板の帯電が強い と開き方がより大きくなります。したがって,箔の開き具合で 帯電体がもつ電荷の相対量を,おおざっぱに比較することが できるのです。しかし箔検電器のみで電荷の絶対量を測定する ことはできないと思います。

関連するQ&A