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はく検電器
高校物理でのはく検電器に関する説明です。 金属板A、金属はくBを備えたはく検電器に正電荷を与えた。(AにもBにも正電荷が帯電し、はくBは開いた) この検電器に、絶縁した金属板A'を近づけたところ、はくBの開きが減少した。 これは、静電誘導により、A’の上面と下面には、それぞれ正電荷と負電荷が現れる。したがって、(1)「Bの正電荷は、A’に現れた正、負の電荷から斥力と引力を同時に受ける」ことになるが、(2)「引力のほうが大きい」ため、Bの電荷の一部がAの方に移動する。 ++++++++++++++ |____________| |____________|A' ←金属板A' -------------- ++++++++++++++ |____________| |____________|A ←金属板A || || || (←はく検電器) +| |+ +| |+ +| B |+ ←金属はくB 上記説明文中 (1)「Bの正電荷は、A’に現れた正、負の電荷から斥力と引力を同時に受ける、 (2)「引力のほうが大きい」 の意味が理解できません。説明していただけると助かります。よろしくお願いします。 これは、実際には問題の一部分として説明されています。
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- ringouri
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この説明自体が本当に妥当かどうかは別にして、説明の趣旨は先に述べたとおりです。 仮にBのつけねの部分とA'下面の距離を20mm、(A'の厚さを1mmとして)A'上面までの距離を21mm とすると、クーロン力は距離の二乗に反比例するので、(20/21)^2 = 0.907 となって、引力と斥力とは約一割異なります。 実際には、この現象をより良く説明するには、静電容量と電荷について、高校の教程レベルを少し超えた知識(と数学)が必要になります。 この解説文は定性的にはごく一般的な解説だと思いますし、間違いともいえないでしょう。
- ringouri
- ベストアンサー率37% (76/201)
A'の上面の方がA’の下面よりもBから遠くにあるので、+と-の電荷が等量の場合、静電気に関するクーロンの法則により、引力(A'下面の-電荷とBの+電荷の間に働く)の方が斥力(A'上面の+電荷とBの+電荷の間に働く)よりも大きくなる、 という意味です。
補足
金属板A'は、薄くてもそのような引力と斥力に差が出るのでしょうか? どうもピンときません。
お礼
ありがとうございます。 >仮にBのつけねの部分とA'下面の距離を20mm、(A'の厚さを1mmとし >て)A'上面までの距離を21mm とすると、クーロン力は距離の二乗に>反比例するので、(20/21)^2 = 0.907 となって、引力と斥力とは約一>割異なります。 数値を示していただけると身近に感じます。 このことは今後の課題としておきます。