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任意後見制度について質問

私の知合いが、身寄りのない親戚より面倒をみてほしいと頼られています。 拒むほどの理由もないのですが、ただしその親戚の方が軽い精神病を患っているため、引受けるならば正式に任意後見人となることを考えています。 もし正式に任意後見人となった場合、日常的にどのような状況(雑事)が発生するでしょうか。 たとえば、毎月家計簿のチェックがあるとか、頻繁に家庭裁判所に行かなければならない 等々・・・ 色々と調べてはみたもののよくわからず、質問させていただいた次第です。 お手数ですが、おわかりの方回答おねがいします。

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  • daytoday
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回答No.1

 大前提として公正証書による任意後見契約の内容の範囲について代理することになりますから,その契約内容によることになりますが,日常の金銭の管理が中心になると思われます。  一方,事後選任される任意後見監督人は,家裁へ定期報告することになり(特別家事審判規則第3条の7),この内容として例えば「毎月単位で4ケ月とか6ケ月毎に金銭収支状況とか銀行取引明細の報告すること」などと定められ,場合によっては,不動産の管理状況や医療費・福祉サービス料の状況などが追加されるかもしれませんが,いずれにしましても報告義務を生じます。これらの内容は任意後見人でなければ,判らないでしょうから,かかる内容を監督人に連絡できる程度のチェックは必要と考えた方が宜しいかと思われます。  また,本人の見回りやある程度の金銭の受け渡しも日常的に発生するだろうと思われます。  下記URLの(その1)の「業務内容」が多少参考になるかと思われます。  任意後見人の予定者が,直接,家裁の相談を受けるのが宜しいかと思います。

参考URL:
http://www.fukushi.metro.tokyo.jp/shuppan/sien2/shiryo1_8a.htm
fujijiji
質問者

お礼

お詳しいご回答ありがとうございます。 まだまだ不勉強で申し訳ありません。 本人(私の知合い)の気持ちとしては、きっちりと法的に立場を 確立したいと思う一方、わざわざ後見人になってまでして日常的に 色々な対応が発生するのもちょっと困る、と揺れ動いているようです。 いずれにしてもその被後見人は全面的に私の知合いを頼っており、 むげにできない、といった状況です。 大変参考になりました。ありがとうございました。

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