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成年後見制度について

私の母が認知症?か精神疾患になりました。 77歳です。 今は病院で心療内科の診察を受けています。 以前は家庭を全て仕切っていたのですが、今はもう判断力も理解力もほとんどありません。 父もあまり判断力や理解力はありません(今の所元気ですが) 今家に住んでいるのは娘の私とで三人です。 現在は私が殆ど付きっ切りで世話をしています。 成年後見制度を利用した方がいいと聞きましたが、私が後見人になれるのかどうかをお聞きしたいのですが、今は仕事に就いていません。また過去にお金の問題で任意整理をしています。 こういった場合、後見人になれるものでしょうか? 回答よろしくお願いします。

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  • ben0514
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回答No.1

成年後見制度の経験のある者ですが、専門家ではありませんので、ご了承ください。 後見制度には、補助・補佐・後見と段階があり、その段階に応じて後見人(保佐人・補助人)の権限も変わってきます。ですので、お母様やお父様が裁判所でどの段階で審判されるかもわかりませんし、認められない可能性もあります。 さらに後見人は裁判所が決めるものであり、申立人が決めることは出来ません。ただ、申立人は候補者を推薦することができます。裁判所も推薦があれば推薦された候補者から選任できるかの判断はしてくれると思いますが、被後見人(被保佐人・被補助人)の法的な代理人であり、財産管理まで及ぶ重要な役目を負うのが後見人(保佐人・補助人)ですので、ふさわしくないと判断されるかもしれません。候補者が認められなければ、第三者の弁護士や司法書士が選任され、高い報酬を求められるかもしれません。 申立書の内容や面接などでの印象を含めて判断することにもなりますので、慎重な手続きとして進めなければなりません。家事審判の経験の多い弁護士や家事審判の書類作成などの業務経験の多い司法書士に相談されることをおすすめします。 参考までに、私自身が申立人となった祖母の後見開始の審判について書かせていただきます。 そもそもが祖父の相続の手続きで祖母の意思確認が出来ないために行いました。 相続人による話し合いで長女である私の母がふさわしいであろうと考えたところ、裁判所での面談などを葉は一人で行うことは精神的にもつらいし、聞かれて困るようなことがあるといけないという心配があり、司法書士のアドバイスにより申立人を孫である私が行い母を推薦することで面談時に付き添える状況にしましたね。私が税理士事務所での経験により素人より法律の考え方が理解できており、事務負担も苦でなく、母のサポートが十分に行えるということを伝えましたね。その結果、希望通りの結果が得られましたね。 さらに良かったのは、相談などを司法書士に依頼しているという印象も良かったようですし、施設へ入所させて施設の主治医の診断書の書き方も良かったようで、裁判所の指定の医師の鑑定も省略してもらえ、費用も安く済みましたね。 いろいろなパターンがあり、あなたとまったく同じ状況というのもなかなか無いことでしょう。 さらに手続き上、利害関係者として推定相続人の同意などを求められることもあると思います。私の祖母の時も母の兄弟姉妹から同意書を貰ったおかげで、兄弟姉妹の呼び出しも無くスムーズに手続きしてもらえましたね。 都道府県単位と市町村単位に社会福祉協議会というものがあります。社会福祉協議会で成年後見制度のサポートや講習会などもあります。社会福祉協議会の介入に否定な意見も聞きますが、情報収集やアドバイスを受ける程度であればあなたがたにとっても良いと思います。小規模な市町村であれば、都道府県の社会福祉協議会になると思いますが、多くの社会福祉協議会はHPで情報公開していると思いますので、確認されることをおすすめします。 今のままでは、お父様やお母様にもしものことがあった際には、お父様やお母様の財産の使い込みとしてあなたに不利益が発生するかもしれません。ですので、ご兄弟などがある場合には慎重に計画的に考えましょう。

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