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装丁の寸法
装丁をやりたいのですが、上製本と並製本の表紙とカパーの寸法がわかる本やサイトがあれば、教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。
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- Mr-WATSON
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書籍などは同じ名称の判型でも出版社によって結構違います。 文庫本などは特にわかりやすいですが、業界内でも規格が特にあるわけではないので、並べると天地だけでも揃わないのがすぐわかります。 以前、自分が勤めていた出版社では自社内の統一規格があり、それに準拠していましたが、規格に揃えなければならない決まりがあるわけでもなく、変形判を出すこともあります。 ただし、紙の取り都合や書店へ流通させる場合にあまり変形にしてしまうと、店頭でわかりにくいところに置かれたり、流通で敬遠されたりしがちなので、結果としてある程度の判型に分類されると思われます。 一応下記URLをご参考までにあげておきます (この欄のURLは直接『書籍・雑誌の大きさ』にリンクしていますので、念のため、下のURL記入欄にこのサイトのトップページを記入しておきます) http://www.interq.or.jp/bass/piro/g-design/size/size03.html なお、通常書籍のサイズとして○○mm×○○mmという場合は並製本のサイズを指します。上製本の場合は並製と同じ本文用紙に天地と小口側に約3mmのチリをつけた芯ボール紙で表紙をつけ、背と表紙の間にこの芯ボールの厚さとほぼ同じ溝をつけるので、その分大きくなります。 つまり天地は並製本に比べほぼプラス6mmと考えられます。 しかし、幅(背~小口)側は角背か、丸背か、表紙に使う芯ボールの厚み=角背の場合の背の厚みや溝の幅の違いもあるので、一概に言えません。 小口側は天地と同様に約3mm本文より飛び出した表紙をつけるので、並製に比べ プラス約3mm+溝の幅+背の厚み となります カバーは特に決まっていませんが、天地は表紙と同じ、幅はぐるっと回してそれぞれ表紙の半分程度内側に折り込んでいると思います。紙の取り都合にもよるので、お手持ちの本を参考になさればよいと思います。 下記URLの右側にあるバナーの中の「なかなか覚えられない印刷物のサイズ」 の中に『書籍・雑誌の大きさ』があります。便利なサイトです。
お礼
大変参考になりました。どうもありがとうございました。
補足
幅(背~小口)側について、丸背の場合、小口側約3mm+溝の幅+背の厚みとなるとのことですが、背の厚みは束見本でだした数字そのままでいいのでしょうか。あと、溝の幅はだいたいどれくらいでしょうか。