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装丁の研究
表紙のデザインの流行や変遷、装丁と本の売れ行きの関係などについて調べています。 これまでにどんな研究がされてきているか知りたいのですが、参考になる本や論文はないでしょうか。 とくに児童書について調べていますが、大人向けの本に関する研究でもかまいません。 よろしくお願いします。
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- jakyy
- ベストアンサー率50% (1998/3967)
装丁に関する本の図書検索をしました。 比較的入手しやすい下記の本が参考になるかと思います。 図書館でお読み下さい。プリントしてお探し下さい。 【装丁物語】 和田誠著 -- 白水社 , 1997 , 290p. 読者の印象を高め、書物に新しい生命を吹き込ませるための発想のコツとノウハウを、おなじみの絵はもちろん、文字使い、用紙、色彩など多岐にわたるデザインと、作家たちとの交流を中心にさまざまな局面から書き下ろす、もうひとつの本の物語。 【装丁の仕事160人 : book design 2004】 日本図書設計家協会編 -- 玄光社 (発売) , 2003 , 172p. 【装丁ing (そうていんぐ) : 154人の装丁スタイル・ピープル&テクニック】 SPA「日本図書設計家協会」編 -- 日本図書設計家協会, 玄光社 (発売) , 2004 【装丁ノート製本工房から】 栃折久美子著 -- 集英社 , 1991 , 316p. -- (集英社文庫) 製本とは何か、装丁とは何か、造本とは何かを、ベルギー留学で学んだ経験を通して語る、書物を愛する著者のエッセイ集。 【装丁探索】 大貫伸樹著 -- 平凡社 , 2003 , 303p. 「胸キュン本」「頬擦り本」「添い寝本」など、美しくも愛しい本の数々。 三〇〇余点の書影を駆使し、その魅力と感動を余すところなく語った、気鋭のデザイナーによる装丁論。 【装釘考】 西野嘉章著 -- 玄風舎, 青木書店 (発売) , 2000 , 291p, 図版36枚. 【本と装幀】 田中薫著 -- 沖積舎 , 2000 , 278p. 【Book design now 2003 : 出版・装丁・紙の今をみつめる】 特種製紙, 日本図書設計家協会企画・制作 -- 六耀社 (発売) , 2003 , 198p. 第一線で活躍するクリエイター153名のブックデザイン考と近作。 臼田捷治氏による深く鋭いブックデザイン論、特別寄稿。 【ブックカバー・コレクション】 -- ピエ・ブックス , 2004 , 160p 写真集、文芸書、ガイドブック、絵本…あらゆるジャンルの中から、思わず手に取ってみたくなる、魅力あふれるブックカバーを紹介。 【半分は表紙が目的だった】 片岡義男著 -- 晶文社 , 2000 , 235p. アメリカのペーパーバックスは買いやすく、眺めて楽しい。 読むか読まないかはさておいて、新しいものを見つけるたびに買いつづけたのは、色とりどりの表紙が目的だ。 【装幀列伝 : 本を設計する仕事人たち】 臼田捷治著 -- 平凡社 , 2004 , 208p, 図版[8]p. -- (平凡社新書 ; 241) 明治の洋装本以来、日本の装幀文化は、時を追って深みを増し、奥行きを広げていった。 編集者による仕事、詩人による仕事、著者自装、画家、版画家、イラストレーターたちによる仕事。
- hasakura
- ベストアンサー率25% (1/4)
西野嘉章さんの『装釘考』(玄風社、5800円)は、 書物の装いに心を砕く。これは世の東西や時代を問わないが、日本近代の出版物ほど変化に富む装釘を実現したケースは珍しい。カラー写真を交え、具体的作品と照応しつつ、活字、和装、背文字といった装釘の各要素を考察する。(「MARC」データベース) という内容の本で、必読書だと思います。 実際のものも、函入り、箔押し、 背の反対のページ側から見ると 別丁の図版の部分が均等に並んでいて ストライプに見える、という ものすごく美しい本です。 ご興味があれば、のぞいてみてください。 大きな書店ならあるとは思うんですが、 トッパンの博物館なら確実にありますよ。 オススメです。
- Kanna2k1
- ベストアンサー率37% (17/45)
一般向けですが、平野甲賀氏、和田誠氏など、装丁についての著作があります。図書館で装丁関係の書架(日本十進分類表022.57)を探してみることをおすすめします。 また、印刷博物館というものがあるそうです。最寄駅はJR飯田橋駅、東京メトロ江戸川橋ですので、お近くであれば行ってみるのも良いでしょう。
お礼
コメントくださったみなさま、お礼がとても遅くなって申し訳ありません。 教えていただいた情報は、わたしの希望とはちょっとちがいました。 おすすめいただいた本は、どちらかというと装丁にこだわった本ばかりを取り上げたもののようですが、わたしが知りたかったのはもっと一般的な本全体のことでした。 自分でも図書館で探してみた結果、売れる本のデザインや大きさ、厚さ、タイトルなどを分析されている井狩春男さんの著書などが参考になりました。