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肥育豚の脂肪酸について
ある論文で、試験飼料を給与した時の脂質への影響を調べる際に、脂肪酸組成を比較しているのですが、極性脂質、中性脂質、全脂質の3つそれぞれを比較して考察しているのは何故なのでしょうか?? 全然わからなくて困っています…。 誰か回答をよろしくお願いします!!
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- fumi26
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回答No.1
日本人の長寿化に伴い、食生活の重要性が重視されています。その中で、心筋梗塞など血管障害を生む動脈硬化を防ぐため、最近、魚肉の摂取が推奨されています。これは飽和脂肪酸をもつ中性脂肪を多く含む食肉(動物性脂肪)の欠点ですので、動脈硬化を生じる要因の中性脂肪を飼料給与により減らすことが検討されて当然です。しかし不飽和脂肪酸が増えれば、異臭や軟脂を生じます。商品にならない軟脂を避けるため、細胞膜を構成し、ある種の機能も持つと期待される極性脂質(おそらくは不飽和脂肪酸と結合でしょうが)が飼料によりどのように変わるかを、当たりをつけるための給与試験と考えられます。 前文と引用文献を読みなおしなさい。良い研究論文であれば、前文には試験の目的、引用文献には同種の研究成果が示されています。 言い換えれば、機能的な食品として、多少でも動物性脂肪の欠点を修正した「銘柄豚」を考えているものではないかな。すでに鶏肉では不飽和脂肪酸の多少と保存法や飼料との関係などが調べられています。 ただ、目印にはなりますが、同時に摂取する食品を選択すればよい話で、売れる食品を開発しようする、一時的な話題提供と考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 スッキリしました!!