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脂質検査はなぜ空腹時に行なうのでしょうか?
コレステロール検査のとき、朝食抜きで空腹時に採血をします。 食事の影響が血液中の脂質に敏感に現れる、特に中性脂肪は食後だとすぐに増えてしまうから空腹時に測るのだと教えてもらいました。 疑問点は 空腹時の最低状態の脂質含有量は正確に測れるでしょうが、高脂血症の場合は血液内に含まれる過剰脂質が血管内壁に悪影響を及ぼすと聞きました。 であれば、通常の生活で血液に脂質が含有されている状態(食後の最大値など)を問題にするべきではないかと思います 普通に食事をした直後の、最大値で議論しないのは何故なのでしょか? 絶食でコレステロールを下げても、普段は食事をした後の状態なのに、なぜ特別な状況下での採血結果を診るのでしょうか どなたか、やさしく教えていただけますでしょうか よろしくお願いいたします
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こんにちは。 まず、質問の趣旨をうまく把握できているのかどうか、自信がありません。 カン違いがありましたら補足願います。 >脂質検査はなぜ空腹時に行なうのでしょうか? とありますが、文脈から見ると、これは高脂血症の検査、ですよね? それを調べるには、1)コレステロール、2)中性脂肪の、ふたつの値をみるわけです。 正確に言えば、コレステロールは総コレステロール値、HDL(いわゆる善玉コレステロール) LDL(いわゆる悪玉コレステロール)の値をみるわけです。 これらを総合して、高脂血症の度合いを判断します。 で、中性脂肪は、食事のあとに高くなりますから、正確な値がわかりません。 ご指摘の通りです。 低い人も高値が記録されてしまいますから。 そして、 >絶食でコレステロールを下げても~ とありますが、コレステロールは食事の影響を受けません。受けるのは 中性脂肪だけです。ですから、空腹で、というのは中性脂肪を正確に測るための 条件なのです。 ……ご質問にお答えしているでしょうか? 参考サイトもお読みください。 ↓
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- ADEMU
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要はその検査における測定値が他のファクター(因子)によって影響をうけるか否かということで、その検査の基準値(正常値ではない)はそういうファクターを全て(完全かどうかは疑問ですが)取り除いた状況で採血したときの値であるため、それとの比較ということでなるべくそういうファクターを取り除いた状態で採血するのです。 ですから、食事の影響を受けにくい検査では空腹という条件は必要ないのです。 疑問に思われている食事後における最大値についてですが、この値はある意味において一瞬であり、それより常に空腹状態に近い状況が生活のうえで過半数を占めているわけでその基底状態を把握することが大切なわけです。 一過性のものは体のホメオスタシスにより改善されますが、慢性的なものはなかなか改善しにくいものです。だから生活習慣病などというものが最近話題になるのです。
お礼
まさに生活習慣が原因のようでして、、、、 数値を下げればよくなると思い込んで、数字に一喜一憂しているようです どうもありがとうございました
- noricha
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他の方も書かれていますが、中性脂肪は食事の影響を大きく受けます。ですので、その日その日の食事内容により、食後に測定したのでは数値に大きな差ができてしまいます。 したがって、中性脂肪を議論する際には空腹時に測定した値を基準として判断する、ということになります。ここまではオッケーですよね。 コレステロール値(直接測定できるのは総コレステロールとHDLコレステロールだけですが)は、直前の食事の影響を中性脂肪ほど如実に受けるわけではありません。ということは、食前でも食後でも、出てくる数値にはあまり差が表れない(実際には多少の差が出るとは思いますが)ことが予想されます。ですから、食後の採血で中性脂肪が高いからそのぶんコレステロールも高く出ている、というわけではないんです。逆に、絶食してもコレステロールは中性脂肪ほど食後の値と差がでません。 ただ、コレステロール値は短期間の食事の影響は出にくいですが、ある程度の期間の食事療法の結果や服薬の結果は如実に現れます。 通常、採血をする際には、「コレステロールの検査」と言っても、同時に肝機能や糖尿病などの検査をしています。高脂血症でスタチン系(メバロチンなど)のくすりを服用している方ならなおさらです。 これらの検査項目のなかには中性脂肪と同じく食事の影響を受ける項目もあり、項目によって「これは食後の採血で判定する」「これは空腹時の採血で判定する」などということになれば患者さんが何度も採血をしなければならなくなります。こういった手間や患者さんの苦痛も考慮して、一般の採血による検査項目の基準値が空腹時の値を基準とする、ということになっているのだと思います。 また、高脂血症の治療はコレステロールの値を下げることが直接の目的ではありません。コレステロールを正常範囲内に保つことで、心臓や脳の疾患の発生を抑えることが目的となります。 運動療法や食事療法とあわせて、コレステロール値の改善、がんばってください。
お礼
詳細にありがとうございました コレステロールを下げる事が目的だと思いこんでいました 正常範囲に保つ、、、、、了解しました
- hayabusa1043
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何故、空腹時に(12時間以上)測定するか? 患者さんの基本の数値を知るためです。 中性脂肪は食事により、空腹時より2~5倍程度以上の数値が出る場合があります。 コレステロールは食事により若干の数値の変動は見られます。(10mg/dl程度) 病院によっては、治療の段階で食事によりどの程度上昇するか見るために食後の血液検査をする病院も有ります。 何故か? 多分、現在の食事療法の良し悪しが分かるからではないでしょうか。
お礼
基本の数値確認ですか、、、 理解できます どうもありがとうございました
#2ですが、再び。 ちょっと、またよくわからなくなってしまいましたが(笑 細かいところは抜きに、ズバッと言ってしまえば、 コレステロールは いつ測っても食事に影響されないので関係ないです。 いつ測ってもOKです。 中性脂肪の数値は参考程度にしましょう。問題はコレステロール値です。 一日のうちに体重が1キロ程度変わるように、血液の数値も多少は変わります。 あまり神経質にならなくてもいいと思いますよ。
お礼
気にしだしたら気になってしまったもので、、、 再度ありがとうございました
基準が変わってしまうからです。 たしかに、食事後の高脂状態の測定を行うのが正確ではあります。 ですが、食事の内容は毎日変わりますので、結果、血中の最大脂質量は毎日変動し、よって「前日との数値の比較が当てにならない」ことになってしまいます。高脂血症の人に、毎日同じモン食わせるわけにもいきませんし(笑) 要するに、「その人の病気がどれくらい悪化しているか」の指標には使えないのです。 体脂肪量を正確に計測するには人間を水中に沈めるのが一番ですが、そんなこといちいちやってられないのと同じですね。 「技術的な理由で、仕方なく指標になりえる方法を仮定して使っている」わけです。
お礼
そうですね、 どうもありがとうございました
補足
早々の回答ありがとうございます 質問のきっかけは、今まで脂質検査を朝食なしで受けていたのに、主治医に診てもらう時間が午後になりましたので、採血を朝にやった方が良いでしょうか?と聞きましたら、中性脂肪は食事の影響があるがコレステロールはあんまり関係ないから、診察の直前でよいと言われました 総コレステロールを270から200以下に落とそうとのことで、メバロチンを呑みながら一カ月おきに脂質検査(総コレステロール、善玉、中世脂肪)をしております 総コレステロールが210くらいに下がって薬が効いてるみたいだね、、、と言われるときや、240くらいだからまた上がっちゃったね、と言われたりすることがあります 中性脂肪は低いときは50、多いときは160くらいになりますので、昼食の影響で20くらい(中性脂肪の1/5)を引かないといけないのではないかと質問しましたら、200くらいに落としたいコレステロールが240あるのが問題なので、中性脂肪が高いから大丈夫とは言えない、、、との事で、空腹時の値に換算しないで、今の値が問題なのだとの心証を得ましたので、この質問をさせていただきました よけいに、わかりにくくなったでしょうか