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遷移金属元素・電気陰性度

わからない問題が二問あり、困っています。 どちらでもよいので解答お待ちしております。 以下の問いに出てくる用語の意味は理解しています。 よろしくお願いします★ (1)d-ブロック元素であるZn、Cd、Hgは遷移金属元素に 含められていない。その理由を述べよ。 (2)電気陰性度は右ほど上ほど、その値が大きくなる。 その理由をイオンエネルギー、電気親和力から説明せよ。

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回答No.1

(1)s軌道とd軌道が満たされているから。(しかし、遷移金属に含めることも多々ありますが?) (2)一般に周期表の右上に行くほどイオン化エネルギーも電子親和力も大きくなる傾向がある。マリケンによる電気陰性度の定義は、 電気陰性度=(イオン化エネルギー+電子親和力)/2 であり、イオン化エネルギーと電子親和力の両方が大きいほど電気陰性度は大きいことになり、周期表の右上に行くほど大きくなることと一致する。

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  • ssk0723
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回答No.3

(1) 逆説的に遷移金属の性質に当てはまらない。ということを証明すればいいと思います。 遷移元素は、族ごとの縦の類似性が顕著でなく、横の類似性が目立つ。 主量子数4以上の元素で、d殻あるいはf殻が満たされていく元素。 単体は硬く、高融点。・・・ などいろいろ性質はあります。 (2) 電子親和力は陰イオンから電子を引き離す仕事。つまり、大きいほど電子との仲がいい。→陰イオンのほうが安定。   イオン化エネルギーは基底状態の原子あるいは分子から電子を引き離して、陽イオンと電子に分けるために必要なエネルギー。つまり、大きいほど陽イオンになりにくい。→陰イオンになりやすい。 電気陰性度は簡単に言えば電子をひきつける能力です。大きいほどその能力は高くなります。 また、電子親和力とイオン化エネルギーの値は周期表で右上に行くほど大きくなります。 これれより、右上の元素は陰イオンのほうが安定で、陰イオンになりやすい。つまり、電子をひきつける能力が高いから、電気陰性度はおおきくなる。 これなら式は使わなくていいです。

回答No.2

(1)遷移金属元素は「最外部のd軌道に空きがある元素」のことだと認識いるのですが、その問題では違う形で説明されているのでしょうか?上記カッコ内でいいのであれば、元素記号から電子配置を表記し、最外部d軌道に空きがないことを説明すればいいと思います。 (2)イオン化エネルギーと電子親和力(私の使用してきた教科書等ではこちらの表記になっているので、こちらの言葉を使わせていただきます)の意味はわかっているのですよね。でしたら、それらが電子をひきつける力とどう関係してるかも、予想が付きますよね。そうすれば、族や周期との関係も見えてくると思います。  ちなみに、Mullikenが提案した電気陰性度は (イオン化エネルギー+電子親和力)/2 であり、それぞれの関係を捉えやすいと思います。

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