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電気陰性度について

こんばんわ。 高2のflankです。 今、学校で電気陰性度のあたりを勉強しているのですが、 そこで、 「電気陰性度が高い元素は、酸化力が強い。」 と習ったのですが、 電気陰性度が高いと、 酸化力にどう影響するのでしょうか? 返信よろしくお願いします。

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

「電気陰性度が高い元素は、酸化力が強い。」というのは、実に中途半端で誤解を招きかねないいい方だと思います。 「『電気陰性度が高い元素の単体』は酸化力が強い」と言えば意味合いがより明確になると思います。 たとえば、F2>O2>Cl2はいずれも強い酸化剤であり、この順番で酸化力は小さくなります。もちろん、O3(オゾン)も酸素の単体の一種であり、強い酸化力を持ちます。また、電気陰性度が最大であるフッ素の単体は酸化力も最大です。 このようになる理由は、電気陰性度の大きい元素ほど陰イオンになりやすいことと関係します。つまり、陰イオンになるためには他の物質から電子を奪うこと、すなわち他の物質を酸化することが必要ですので、必然的に両者は同じ意味を持つことになります。 まあ、そうは言っても比較的電気陰性度の大きい窒素の単体であるN2はほとんど酸化力を持たないので、絶対的な尺度とは言えないでしょう。

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  • hatasho
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回答No.1

酸化されるというのは電子を奪われることを指し、電気陰性度(電子を引きつける力)はかみ砕いていえば「電子の欲張り度」と言えます。 電気陰性度の高い元素ほど電子を欲しがり、電気陰性度の小さい元素ほど電子を放出しやすいというわけです。 電気陰性度が大きいほど電子を奪う力が大きくなるため電気陰性度が大きいほど酸化力も強くなります。

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