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モンスタースチューデント問題と大学教育の危機
- 自己都合の悪いことがあるとアカハラやパワハラを受けたと訴える学生が増加しており、大学教育に危機が迫っている。
- 学生を利用して教員を加害者に仕立てて追放しようとする行為が全国的に問題化している。
- 大学のハラスメント委員会の調査の公平性や透明性が担保されておらず、冤罪の可能性が高まっている。教育活動の安心感を回復するためにはどうすれば良いか。
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質問者が選んだベストアンサー
提案というより、私個人の考えです。 小、中学校では「モンスターペアレント」は深刻な問題です。このままだと将来、日本の教育を益々破壊させるだろうと私は懸念しています。 「モンスター」はペアレントの問題だけでなく、彼らに育てられた子供たちに波及しているのは当然です。 事あるごとに自分の義務を果たさずに権利だけを主張したり、自分の失敗を周囲の教師や大人の責任にうまく転嫁する子供が、一昔前に比べると非常に多くなりました。 同様に、企業では「クレーマー」問題に悩まされている会社もあります。 私はご質問者さまの大学に限らずこれは社会全体の問題だと思います。 外部識者を入れても、その外部識者も正しい判断ができるかどうか、かなり慎重な人選をしないと徒労に終わるような気がします。
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- ishi7474
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ハラスメント委員会の調査に、外部識者を入れれば済む話でしょう。 委員会を作った当初に入れなかったということは、内々で済ませる (学生さんには泣いてもらう)つもりだったと言われても仕方がないです。 今までうやむやにしてきたことが明るみに出ただけです。 「教育的指導の範疇」と言って酷い言動を助手から受けたという話は 自他共に良く聞いています。思い上がりも甚だしいのですよ、ボケ。
お礼
コメント、ありがとうございます。 私もなぜ委員会に外部識者を入れないのか、疑問に思う一人です。 今、頻発しているのは、ishi7474さんのような考えや経験をなさった方々の声を反映して、いかにも大学は学生の味方であるかの如く、きちんとした調査もしないまま、訴えられた教員に対して、不当な処分を科して、世間に欺瞞的な態度をとっていることです。私は、両者がお互いを傷つけあうことなく、正当な教育環境が整うことを願っているのですが、どうも間違った方向に行っているようで、暗い気持ちになってしまいます…。
- wiz0621
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問題に対して場渡り的な対応をしているからではないでしょうか? 対処法として、明文化すること、つまり 短期的には職員の対応マニュアルの整備、 長期的には校則を設定することをお勧めします。 校則に合意しない生徒に対しては罰則を与える旨明記すれば なんら問題ないと思うのですが。 国公立学校ならばいわゆる特別権力関係 私立ならば在学契約として法的根拠もあると思います。 (人権の制限では無いことが大前提ですが) 実際に教授によるセクハラも、女子生徒が自分から脱ぎだすケースも 同様にありえるわけです。あなた自信、同じ大学職員の判断より 外部の意見を重視されるようですから、さらに突き詰めるなら 利害関係がどうしても生じる人間を排除した、 公正な法に判断を委ねるべきではないでしょうか。 余談ですが、私が学んでいた大学の教授連には 女子生徒と2人きりにならないというマニュアルが配られてましたよ。 (さすがにどこの大学とは言えませんが)
お礼
コメント、ありがとうございます。 指針があるようでないために、場当たり的な対処方法を取ってきているのかもしれません。職員用規則や学則の不備による不利益は、大学運営上のロスも大きく、回避しなければならないと思います。 参考にさせていただきます。
- azharu
- ベストアンサー率26% (164/609)
#5です、補足ありがとうございます。 大学の教員の方が、こういう玉石混淆の場に質問されるのが、まだよくわからないのですが。 実際にえん罪の被害を受けたとか、受けかねない状況であれば、法律その他の関係機関へ相談される方が、確実ではないでしょうか?なのに、なぜ、こんな所に、そんな相談をされるのでしょうか。 こういうところへ、こういう質問を出されることは、アジテートを想定していると疑われかねません。私の知るその教授は、アジテートのために?不自然な文書をわざとらしく大学の廊下やコピー室に置いておいたりしました。質問者さんも同類と思われてしまいますよ。 補足していただいた「ソース」についても、具体性に欠けるように思います。いや、そんなソースなんて、ここでの本質的な問題ではないのですが。
お礼
コメント、ありがとうございます。 是非、専門家の方の意見もお聞きしたいと思います。 現場の教員たちの苦しみや悩みを取り除いて、教育活動に専念できる環境づくりをしていかなければ、日本の将来が危惧されるというのは、正直なところです。 少しでも多くの方のご意見を聞かせていただき、今後の参考にしていきたいと考えています。
- azharu
- ベストアンサー率26% (164/609)
回答ではありませんが、 「急増」、「全国的に見られており」、「社会問題化」、 などという言葉を使われていますが、その根拠はどちらにあるのでしょうか。ソースをお教えください。 不当な措置を受けたのであれば、まだ法に訴える余地もあるのではないでしょうか? 私が、おこがましくも質問者さんに懐疑的になっているのは、以前、大学の教授で、事実無根のでっち上げを活字にして本を出版したり、自分に都合の悪い学生がいると、年度の途中で一方的に履修を取り消してきたりと、わけのわからないことをし出す教授がいて、教授会や学部長の間でも問題になっていました。もとい、今も。 モンスタースチューデントなどと、造語を使ったりするあたりなど、その教授の文章によく似ているんですよね。同じ方ではないと信じますので、冒頭のソースについて、お教えください。
お礼
コメント、ありがとうございます。 azharuさんのご指摘にあるような教授がいたりするので、ハラスメントに関する取り組みを強化する必要性が生まれてきたのだと思います。 しかし、一方で、問題が発生した後の調査が適切に行われず、教員の側にペナルティを与えておけば、世間は納得するだろうとの安易な考え方が生じているのも事実で、そのことが教育の崩壊につながりかねないと危惧しています。 「モンスタースチューデント」という言葉は、最近できた造語ですが、検索にかけると12,000件を超えるヒットがありますね。ソースは、全国の関係者に聞き取り調査をして、多数の大学で(主に医学系ですが)私自身驚いたような次第です。
kaitara1です。学生の無名性をほとんど問題にされないようなので少し気になったので追加させてください。学生の無形性は学生の自主性の欠如にもつながっています。昔の学生は学問における自主性が問題になりました。今の学生では学問(学習)の前に個人の自主性が問題になっています。大学構内で個人(個性ではなく)が認められないことが根本問題だと思います。これは教える側の人間にとっても言えることです。(特にセクハラなどという問題は教員の個人性が無視されて(大学から?)いなければ起こりようがないことだと思います)公開する写真は希望者だけにしてもだめですか。あえてその学生が最も気に入っている写真を選ばせたらどうでしょう。また個人情報保護などはひとまず措いておいてこの考えを進めてその効果を考えることは意味がないでしょうか。この問題の発端は教育する側が始めたことでもあるということを考えるべきだと思います。学生が悪いというより、教育側の対応能力の問題だろうと思います。
お礼
追加コメント、ありがとうございます。 参考となる文献などあればご教示いただけると幸いです。
- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
高校と大学は全く違うからね。 高校の先生と、大学の教授とでは権限の強さがまったく違います。 なめてかかる学生を色々見てきましたからね。 教授同士の交流も大切だと思います。 正常化というよりも、学校に余剰人員が居ないのでは? 大学、教授、生徒の間に立てる人間が居ないと思います。 企業でも家庭内でも同じ事だと思いますよ。 身近でこういう人を見たことが無いから、お互い攻撃することしか出来なくなっているかもしれません。
お礼
コメント、ありがとうございます。 自分の価値観と異なったりすると、攻撃的になってしまうということ自体、由々しき問題ですね。学内で不当な解決をして、双方にデメリットを生じさせるようなことにならないよう、専門家をおく必要性があるのではないでしょうか。
根本は学生の無名性にあると思います。簡単に言うと教員がひとりひとりの学生の名前を記憶できないというとです。私はこの無名性がなくなれば学生も自分の立場を考えるようになると思います。これにはいろいろの原因理由がありますが、学生数も大きな要因です。ゼミなどの少人数でもなかなか名前はおぽえらえれないと思います。そこで一種の外部記憶ですが、学生ロビーのような公共部分に学生(場合によっては教員のものも)の写真を掲示することです。手配写真のような印象にならない工夫は必要ですが、写真の下に自分の名前も表記されればずいぶん学生(そして教員)の意識も変わるのではないでしょうか。もっともこの案は前例がない(あるいはアメリカの大学ではやっていない)という反対で却下されるのではないかと思います。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 ご提案内容は、個人情報保護法に照らし合わせると、現実的な方法とはいえないかもしれませんね。アンケート調査などでは、匿名回答となりますが、学生からの訴えが出されるときには、個人は特定されます。ところが、その瞬間から、訴えられた教師は、その学生との接触が禁止されてしまい、一方的な調査、処分につながりやすくなるというわけです。実に危険なシステムが適用されていますので、まともな教育はできなくなっているのが現状です。
全くの偏見かもしれませんが大学生がヒマすぎることも大きな要因ではないでしょうか? 東大ですら教育内容の大学ランキングの世界トップ100にさえ入らないようですのでまず教育プログラムを世界基準にするだけでも余計なことをする余裕はずっと減るのではないでしょうか。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 学生側の特徴としては、暇というよりも、注目されたいという気持ちが強く作用しているように思えてなりません。 しかし、困るのは、そういう学生を利用した周囲の教員の動きです。 はなから学生を共謀させて、特定の教員を陥れるようなケースもあり、ちかん冤罪と同様なことが大学内で起きているなど、一般にはあまり知られていないことだと思いますが、実際には多くの教員が泣き寝入りを余儀なくされています。訴え出られたら最後ということではなく、きちんとした調査システムを、早急に整える必要があるのではないでしょうか。あるいは、法制度化も必要だと思いますね。
お礼
コメント、ありがとうございます。 このような問題は、将来にわたり禍根を残すものであり、早急に解決策を講じなければ、そのうち手をつけられなくなってしなうのではないでしょうか。 ご指摘のとおり、外部識者を入れたら済むというような単純なものではありませんが、何か歯止めとなる対策を取っておかなければ、親や学生の言いなりになり、その結果、教育を担う組織としてのオートノミーを失って、本来の機能が疎外されてしまいますね。 学生の権利が守られると同時に、教員の権利も守られないと、教育の崩壊は加速度的に進行していくような気がします。