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再沈澱

再沈澱法について質問です。 文献で再沈澱法を利用していたのですが、いまいちわからなくって。 溶液の中にBa2+,Cl-と得たい水溶性の化合物が溶けています。 この溶液の10倍の量のアセトンを混ぜ、沈澱させ得たい化合物の純度を高めるとあったのですが、いまいち意味がよくわかりません。 仮にアセトンに両方とも不溶であれば、両方沈澱してくると思いますし。。 化学に詳しい方いましたらお願いします。

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回答No.2

最沈殿は、溶解度の差を利用して、混ぜた後の混合溶媒に溶けにくいほうが、析出してくる方法です。御質問では、水溶液をアセトンに入れることにあると思いますが、この場合、水-アセトン混合溶媒が、最終的な溶媒で、そこへの、BaCl2の溶解度と、目的物の溶解度の差で目的物が出てくることになります。再度、沈殿物を水に溶かしてアセトン再沈殿すれば、さらに純度が高められるでしょう。ある程度目的物の純度が高まれば、再結晶など別の精製方法を組み合わせればより高純度の目的物が得られます。

その他の回答 (1)

  • km1939
  • ベストアンサー率33% (59/176)
回答No.1

再沈殿法の目的は、得たい沈殿物中に不純物の混入を最小限にしたい  ことです。1回目で得た沈殿を回収し、沈殿を溶解できる温水、酸、 アルカリ又は有機溶剤等で溶解して、その液から再び沈殿を起こし 回収します。再沈殿により不純物の混入はほとんどなくなると考え てよいと思います。  当然のことながら、目的物以外の物がが共沈する場合はその方法は使え  ません。

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