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利己的なマゾヒスト
マゾヒストは痛みという肉体の危険信号を 快楽に置き換えてしまいますよね。 それは「利己的な遺伝子」 という観点から見た場合、なにかしら 遺伝子保存の役に立つものでしょうか。 マゾの性質が単一遺伝子によって 導かれるものだとは思いませんし、 副次的な機能障害であるとも思えません。 いかがでしょうか
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「マゾ」はただ単に「苦しいことが好き」なのではなく、「恋愛対象である異性に苦しめられること」が好きなのです。 また、これは鞭で打たれる,ロウソクの蝋を垂らされる、などの肉体的苦痛と、「ブタッ」とののしられたり,足の指を舐めたり,首輪をつけて四つ這いで歩かされ犬扱いされたり,人間便器になって排泄物を食べたりといった精神的苦痛とがあります。 男女間というものは、どちらかがとんでもなくわがままだったり独占欲が強かったりいばり屋だったり才能を鼻にかけたりすると、自我がぶつかりあってうまくいきません。友達同士なら距離を置いてつきあうか、絶交すればよいのですが、男女(夫婦)は「子供をつくる」という目的がありますので、それだけでは駄目です。ものすごく頭が良く肉体的にも優秀、つまり優秀な遺伝子を持っている、でも性格はわがまま、という人がいた場合、どうすればよいでしょう? ここで、「愛する人のためならば、どんなわがままもきいてあげる。殴られようが蹴られようが、どんな仕打ちにも耐える。奴隷となってお仕えします。それが私の喜びです」という人がいたら、どうでしょうか。このカップルはうまくいき、優秀な遺伝子が後代に残るではありませんか。 マゾとはつまり、そういうことなのです。
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- ykkw_2001
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いわゆる倒錯ってヤツですね。 ”危険信号”は、アドレナリンの分泌、脈拍増加、血圧上昇、交感神経の刺激といったとこでしょうか。 これらは、性的昂奮にも共通する面があり、脳が誤った認識を下してしまうのでしょう。 とすると、マゾさんが「快楽」と思っているものは、誤認識であるということになります。 言葉どおり、錯誤しているわけ。 これは、禁忌を犯しているという知識によってより強化されていくと考えられるのではないでしょうか? したがって禁忌の規定が根底から違うような未開民族などには、マゾはありえないことになります。 >「利己的な遺伝子」 「機能障害」であることに含まれると思います。 >遺伝子保存の役に立つ 面をしいて言うなら、「逆境に強い」となるのかな?
補足
う~ん・・・この回答だと、いま現在の構造上の問題についてはおそらく、正答であると思いますが、その性質が発現する発端に関しては言及できませんよね。 マゾとサドの素質は皆だれしも持っていると言いますが、極端な人も中には居るわけで、それの原因を考えてみた時、心理学のように環境など後天的なものに原因の全てを求めるのは無理があると思うのです。
補足
う~ん・・・恋愛対象ですか。 なるほど、それに限られるのでしたら話は簡単そうですね。(けど私自身にその実感がないので承服しかねますが) その上で、「自分の恋愛対象である=優秀である」という図式が成立するならば、マゾの存在理由は上記の通りだとおもいます。 サドの場合は「強さ、優秀さの誇示」という説明になるのでしょうか。「優秀さに関する錯誤」があるのなら、おそらくこれによって説明が出来るのでしょう。 ありがとうございます。もう少し他の意見を待ってから、ポイントを差し上げたいと思います。