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砂糖の世界史まとめ
砂糖の世界史…九月中の宿題として砂糖の世界史の内容をレポート用紙3枚以上にまとめなければいけないのですが、どのようにまとめればいいのでしょうか?とても困っています。どなたかアドバイスお願いします 砂糖の世界史とは岩波ジュニア新書の本です!私は中3なので大学生のように難しくまとめなくて大丈夫だと思います♪
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補足
今となってはあたりまえの食材である砂糖であるが、その砂糖という食材一つでも大量生産されるようになった理由としてさまざまな社会的・歴史的な問題があった。まず砂糖がいつ発見されたかと言うと、BC4世紀、北インドで初めて砂糖が発見された。 次に砂糖の生産の移り変わりを説明したい。砂糖はイスラム教徒によりヨーロッパへ伝播された。その後地中海を中心に栽培されたが、栽培には大きな土地が必要なため、ポルトガルに移動した。そしてポルトガルが大西洋の島々で奴隷を使った栽培をはじめる。だがさらなる広大な土地を求め、コロンブスは砂糖をアメリカに持ち込み生産した。その後砂糖はブラジルに移動したのち、カリブ海で主に生産されている。 地中海でサトウキビの生産がはじまった頃から、奴隷が労働力として使われた。17世紀から18世紀にかけておこなわれた三角貿易も砂糖と奴隷は関わっていた。西インド諸島(砂糖)・イギリス(綿製品)・アフリカ(奴隷)の三角関係で行われた貿易を三角貿易と呼んでいる。安価な労働力だったため、アフリカから奴隷が連れてこられた。ヨーロッパからは、貧しい子供たちや、犯罪者、売春婦などが連れてこられ、黒人奴隷と同様、厳しい労働が課された。 砂糖の歴史をたどると、砂糖はさまざまな方法で使われていたことが分かった。砂糖は初め、薬として扱われており、16世紀のヨーロッパの医学書には、万能薬として記されていた。慢性的な栄養不足の頃は、重要なカロリー源とされていた。また砂糖は高価だったため、貴族達が高価な砂糖を用いて装飾品をつくることで権力を示した。 砂糖が世界に普及していった背景には、イギリスでの茶と砂糖の出会いが重要である。17世紀ポルトガル人によって、イギリスに茶が持ち込まれる。当初は高価だったが、100年後庶民の味へと浸透する。「お茶に砂糖を入れて飲む」という習慣は、イギリスが起源とされている。16世紀後半から17世紀にかけてコーヒーハウスが広まったため、「砂糖入りのお茶」は徐々に庶民の間へと浸透していった。それにより、砂糖の需要も増え、世界に広まっていった。 「砂糖」というひとつのものに焦点をあてて歴史をたどると、そのものの歴史が分かるというのだ。今まで何気なく飲んで、利用していた砂糖ひとつにも、これだけの歴史と背景があることが分かった。砂糖だけではなく、色んな物からみた歴史を知ることで、また違った見方が今後出来る気がする。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~balat/cintents9.htmから 引用させていただきました