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タイとナイジェリアのハイサーグラフ
ハイサーグラフを見て、どこの国のものかという問題があるのですが、 タイとナイジェリアでは、どちらもサバナ気候の特徴を示すハイサーグラフですが、タイでは7月より4月が気温がわずかに高くて、ナイジェリアでは6~7月の気温が2月や12月よりやや低いです。 どうしてでしょうか? ナイジェリアは北半球にあるのですが・・・、よくわかりません。 よろしくお願いします。
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- Go-RUNWAY
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自分は専門家ではないのではっきりとはいえませんが すこしこたえますね。 気温の低いところに曲がっているのなら、 高緯度のほうが気温が低いので 高緯度側に曲がるのではないということなんですが おっしゃる通りだと思いますよ。 実際に曲がっているところもあります。 ただ、曲がらないのかは 地形、海流などが影響しているかと思います。 なぜ曲がらないのかは、大学の地理学とか授業で 教えてもらえると思いますので 興味があるのでしたらそういった講義を聞くのもいいかもしれませんね。 自分もしまってあった本を引っ張り出して、 見たのですが、見た瞬間に何月頃のものか分かりましたよ。 筆者はどちらに曲がっているとかごちゃごちゃ言ってますが 自分が受験生のとき、筆者のようには考えていませんでした。 個人的な考えですが まず、日本に0℃の等温線が通り、 -10~10℃の等温線も通り、 北半球がごちゃごちゃと等温線があることから 冬だと判断しました。 それに、ロシアやグリーンランドの-50℃は夏では絶対にありえません。 お手持ちの地図帳の等温線のページを見れば分かると思いますが 夏の等温線はとてもすっきりしています。 日本は20℃の等温線が目に留まるぐらいです。 それと、冬の0℃はユーラシア大陸を通ってますけど 夏の0℃はかなり高緯度にありますよね。 世界全体の等温線のだいたいの数、 日本を通る等温線の数、0℃の位置など を総合判断すればよろしいかと思います。 本に書かれていることが必ずしも自分にあった武器とは限りません。 自分で問題を解き、自分なりの回答、判断が出来てくると 点数がバンバン取れるかと思いますよ。
- Go-RUNWAY
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前半の太陽の回帰のところが大雑把な答え方をしているので 補足しますね。 地球の地軸は傾いていることをご存知でしょうか? 地軸 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%BB%B8 傾いたまま、太陽の周りを公転することで 春分と秋分の日に太陽が垂直に照らす位置が赤道上なのです。 そして、それが季節によって 北は北回帰線、南は南回帰線まで移動する。 北回帰線上に太陽があるとき、北半球は夏、南半球は冬。 逆に、南回帰線上にあれば、北半球は冬、南半球は夏となるわけです。 常に赤道上を中心に太陽があり続ければ、 日本は一年中春や秋などの気候が続きます。 しかし、実際は四季がありますよね。 このことから、太陽が位置を移動していることが 分かるのではないでしょうか? 以上が補足です。
- Go-RUNWAY
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前回の質問に答えた者です。 さっき見たら補足してくれていたのに 気づかなくてすみませんね。 専門家ではないのではっきりとしたことは言えませんが 恐らく、太陽の回帰が関係していると思います。 地球は公転しますから回帰線が動くので。 詳しくはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E5%B8%B0%E7%B7%9A 日本4月あたりにちょうどタイのあたりに回帰線があるのでしょう。 ナイジェリアに関しては、 近くに寒流のベンゲラ海流と暖流のギニア海流があるので、 これらが太陽の回帰に影響されて、 そのようなデーターになっていると思います。 タイとナイジェリアの判断ですが、 よく考えてください。 我々アジア圏の国々に影響を与える、低気圧がありますよね? 特に夏あたりに。 お分かりになったでしょうか? 熱帯低気圧です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E5%B8%AF%E4%BD%8E%E6%B0%97%E5%9C%A7 いわゆる台風ですね。キーワードになるので覚えておいてください。 これを使うと、どこがタイか分かるはずです。 どういうハイサーグラフがお手元にあるのか分かりませんが 一応、気象庁が発表しているデーターを使いますね。 お手元のデーターと違う可能性もありますので、ご了承を。 ・タイ-バンコク http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/monitor/nrmlist/climtable.html?var1=48455 ・ナイジェリア-ポートハーコート http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/db/monitor/nrmlist/climtable.html?var1=65250 これら二つをハイサーグラフで見ても 一瞬では見極めつかないのは当たり前ですけど、 よ~く考えれば分かるはずです。 タイのバンコクの表をみると、 なぜか9月だけずば抜けて雨が降っている。 9月に何かがあるわけです。 それはキーワードの「台風」なのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8 9月は日本を含むアジアにおいて台風が多発的に発生する月です。 この台風は太平洋や南シナ海で発生するので タイに大きな影響を与えるのです。 ですから、他の月は300mm以下なのに 9月だけが300mm以上という点から、タイとなる。 お手元のデータがどんなデーターか分からないで 今回、気象庁のデーターを用いて説明する手段を 取らせてもらいました。 覚え方や判断の仕方は人それぞれですので、 少しでも参考になれば。 長い説明になってしまい、すみませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 タイとナイジェリアの区別もなんとなくわかってきましたが、気候のはじめのところからすこし詳しく読んでいます。 「地理Bの点数がおもしろいほどとれる本」にあったのですが、「低緯度ほど気温が高くなり、高緯度ほど気温は低くなる。」これは理解しています。そこで、等温線図というのがでてくるのですが、これは7月のものか、1月のものかを見分けるのですが、大陸部分で等温線が低緯度側に曲がっている・・・つまり、海洋部分より大陸部分が低温になっているためで1月のもの。これが7月のだと等温泉が大陸部分で、高緯度側に曲がるでした。比熱によりそうなっているのだそうです。 気温の低いところに曲がっているのなら、高緯度のほうが気温が低いので高緯度側に曲がるのではないのでしょうか?