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量子統計のボルツマン分布の謎?
量子統計の分配関数を Z = sum_{n} Exp( - beta epsilon_n ) と書くことにします。 epsilon_n はハミルトニアンのn番目の固有値とし、 beta は1/(k_b T)で、k_bはボルツマン定数、Tは温度(ケルビン)です。 原子単位系(h/2π = 電気素量 = 電子の静止質量 = 1)で、試算してみると、betaの値が、T=315.7ケルビンの時、約1000となってしまいました。 betaが非常に大きいので、epsilon_nが最小の状態(基底状態)以外は、常温および低温では分配関数に効いてこないように思います。 量子統計では、この様な温度領域を扱う場合、基底状態だけ考慮して議論しているのでしょうか?そもそも量子統計はもっと高温を扱う理論なのでしょうか? 以上 よろしくお願いします。
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noname#96418
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noname#96418
回答No.2
- ojisan7
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回答No.1
お礼
なるほど、振動順位の様なものをそうていされているのでしょうか?納得がいきました。どうもありがとうございました。