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地盤調査結果の見方について
http://www.ads-network.co.jp/ziten/A08-02.htm 上記のHPを見ると「2m以内に0.5kn以下の自沈層が 50cm以上」無ければ、べた基礎でよいとのことが書いてありますが、そのような見方でよろしいのでしょうか? 木造2階建て住宅などの場合、べた基礎を選択することが多くなってきましたが、ベタ基礎の場合、基準法上の基礎の選択のN値で判断すると表層から何mのところまでN値が3N以上あればいいのでしょうか?
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あなたの示唆したHPに記載してある事は、あくまで大義での事です。 従って、「正しい」とも「間違い」とも言えません! 箇々の調査結果の総合判断に依ります。 特に、SS試験機による地盤調査は 採取位置と箇所数によって敷地の全体像を掌握します。 ベタ基礎を選択する大きな要因は、地盤の不同沈下に対処する事です。 逆に言えば、均等沈下には対処しない事です。 従って、敷地全体が圧密沈下の可能性があれば、建物全体が沈んでしまいますから、地盤改良が必要になるのです。 では、どの程度の深さまで考慮する必要があるか? ですが、 土質工学的には、ベタ基礎短辺方向距離の1.0~1.2倍程度迄で充分と考えます。 その根拠は、基礎底版から地中に伝達される荷重は、底版幅の1.0倍程度の深さで約4/10以下、 底版幅の1.5倍程度の深さで約2/10に減少するからなのですがネ! 最後に、『自沈』と表示された敷地での基礎選択は、慎重に行ってくださいネ! あなたの様に、疑問を持って事に対処する事がベストです。 「ベタ基礎にするから安全!」なんて考え方は、大間違いですから! 参考になれば幸いです。
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cyoi-obakaです。 ご推察の通りです! 但し、追加ですが、N値が3以上あっても砂質系の層(細砂、シルト等)がある場合は、 流動化(液状化)の恐れがあるか否かの判断も必要に成りますから、注意して下さいネ! N値30以上であれば、まず砂の流動化はありませんが、10以下の場合は要注意です。 参考にして下さい。
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ご回答ありがとうございます。 流動化も考慮してということですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 総合的な判断が必要と言うことですね。 深さなんですが短辺方向距離の1.0~1.2倍程度といいますと 普通の住宅でしたらたとえば短編方向が、3間だったとすると 6mぐらい下までを考慮すると言うことでよろしいのでしょうか?