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地盤調査について(長文です)
一戸建住宅を建てるため土地を購入しました。住宅跡地を更地で購入しましたが、古地図によるとこの付近は昭和20年頃に宅地開発される前はずっと田んぼだったようです。HMが行ったSS試験では、5箇所を測定し全箇所とも砂質土で3.0mの深さでN値が5.0以上で5.0mの深さでコーンがそれ以上入っていかない(N値=27)ので試験を完了したとのことです。HMはその結果や周り建物の状況から表層改良を行いベタ基礎で施工するとの報告がありました。このHMとは建屋建築の仮契約をすでに結んでおりますが建築プラン見直しを含め建築金額ダウンの交渉中です。HMは当初見積で柱状改良を見込んでいましたが、今回の結果から表層改良ですむため建築金額が下がりますと言っておりました。この地域は市の防災マップにも液状化が起こる可能性の高い地域にされているにもかかわらず、本当にこれだけの調査と結果だけで本当にベタ基礎にしてよいものなのでしょうか? HMが建築金額を低く見せるために必要最低限な基礎工事で済まそうとしているということはないのでしょうか?
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■まず基本的にご理解頂きたいのは、液状化が起きたら杭を打とうが、べた基礎だろうが、ダメです。杭の周囲を支える地盤自体が液状化しますから家は傾くか沈むかします。 つまり、個人住宅のレベルでは大地震の液状化に対応できるような(個人が出資できる価格での)基礎工事は現実的に不可能です。 ■ですから、お書きになったような基礎工事はあくまでも大地震ではない平常時に家が傾くことの無いための基礎、ということです。そうであればべた基礎で可能です。 ■また、地震が起きない状態で家が傾いたり基礎が沈んだりすれば欠陥施工で建築会社の責任は問えますが、大地震で液状化やそれに近い状態となった場合、家が沈んでも誰にも責任は問えません。その点は「耐震・免震強度は震度○○までOK」というような家本体の耐震強度とは全く異なります。耐震強度の高い家を建てても、地盤が悪ければ家は傾きます。家は倒壊はしませんが傾いたり沈んだりします。 ■繰り返しますが、液状化現象に地盤改良工事で対応することは無理です。「液状化」してしまうのですから。
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- dot777
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ハウスメーカーはSS法の数値に基づいて土壌改良の必要性をだしているだけですね。 ですから数値的には表層改良で大丈夫なのでしょう。 実際柱状改良でも表層改良でも大差ないとは思いますが。 そこからは自分がどのレベルで安心感をもてるかですね。 心配でしたら、コスト的には若干割高ですが、杭工法の中でも、ダクパイルのような支持層に鋼管杭を打ち込む工法を使われるしかないと思います。(それも支持層があればですが)
地盤と基礎は一番大事なので気になりますね。 調査結果データが事実なら地盤改良と基礎の工事はそれでOKかも知れませんが、結果データは見せて頂きましたか?あとで簡単にはやり直しがきかない部分ですのでご心配であればボーリング調査をした方が良いと思います。私の家は地盤が弱く、液状化危険性もあり、の地域です。SS調査では、表層部で瓦礫があったため、N値が高く出ましたが1mから下は地域特性通り柔らかい地盤でした。土地が狭く杭うちはコスト的にも現実的でないため(周辺の状況を見ると支持層は30m以深)、施行会社の判断でRES-P工法により地盤改良しました。建物は木造2階建てです。