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顕微鏡による海洋プランクトンの観察について
現在大学の研究室で、ある処理前後の海洋プランクトンの観察をしようと思っています。 自分は電気系なので生物の関係についてよくわからないので使用する顕微鏡について、お聞きしたいことがあります。 観察する対象のプランクトンは、細菌類を除いた生物 ・50μm以上の生物(Lグループ) ・10μm≦~≦50μmの生物(Sグループ) です。 要するに10μm以上の生物の数をを顕微鏡で観察するということです。 生物系ではないので実験室に顕微鏡がなく、技術支援センターでレンタルしようと思っています。 近くの技術支援センターで貸し出ししている顕微鏡は、 ・ネオパーク顕微鏡 仕様・性能: 倍率50,100,200,500。顕微鏡写真撮影装置付き。 ・実体顕微鏡 仕様・性能: 倍率:3.75~64倍 ボラロイドカメラ写真撮影装置付 ・測定顕微鏡 があるみたいです。 対象の生物を見る場合、これらの顕微鏡で観察可能なのでしょうか? また、可能であるとしたらどちらを使用すればよいのか回答いただきたいです。 ネオパーク顕微鏡というものがわからないので、申し訳ありませんが知ってる方がいらっしゃれば教えていただきたいです。 初心者な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
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プランクトンの形態を詳細に観察したいのであれば1000倍くらいあるといいと思いますが、100から500倍でも可能でしょう。 「ある処理」前後で例えばプランクトンが破壊されている、というような評価をしたいのであれば、上記のネオパーク顕微鏡というもので可能だとおもいます。(不勉強で申し訳ないのですが、ネオパーク顕微鏡というものを知りません) 問題はそのプランクトンが動いていると静止画像では評価しづらいかもしれません。 ぶっちゃけて言うと、 ・まずはその技術支援センターに「プランクトンの撮影は可能かどうか」と問い合わせる ・東京海洋大学、東海大学水産学部、水産大学校、水産試験場、海洋研究開発機構・・・等、海洋生物学を扱っている大学や研究施設に共同研究として評価してもらう(顕微鏡を覗くだけなら、彼らにとってはたいした仕事ではないと思います)
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こんにちは、10ミクロン以上の生物とは少々範囲が広すぎますね。それは仕方ないとして、まずはその生物がおおよそ1ml当たりどれくらいの数があるかで道具が違ってきます。計数することだけの目的で考えますと、数10万/ml以上の細胞数で、大きさが20~30ミクロンまでのものであれば血球計算盤という特殊なスライドグラスを使って計数することは可能です。倍率は100倍もあれば充分ですね。それ以上の大きさの物とか、細胞数が少ないとなれば、適時希釈作業(数百/mlが目標)をしながら画線スライドという道具を使って全数数えるという作業になると思います。どちらのしても実体顕微鏡では苦しいかも。 数百万円も出せば水中に浮遊している色々なサイズの物をカウントしてくれる優れた機械もあるのですが庶民には・・・頑張ってください。
お礼
回答ありがとうございます。 とても面倒な作業のような気がしますね・・・ 今回の顕微鏡観察は、タンカーなどのバラスト水を想定したもので、その希釈作業というのが書いてありましたが(10ミクロン,20ミクロンのメッシュを使用する方法)それでいいのでしょうか。 どちらにしろ特別なスライドグラスを使用するということですね。
お礼
回答ありがとうございます。 ある処理というのは電気的処理なのですが、プランクトンが破壊されているもしくは死亡しているというのを知りたいです。 500倍でも可能であるならば、実際に見てみるということくらいは出来そうですね。 問い合わせてみないとわかりませんよね。早速連絡したいと思います。