- 締切済み
「資本参加」という言葉の使い方について 教えてください。
僕は新卒として会社に入り、資本参加という言葉がわからず、先輩にバカにされています。 みなさん、教えていただけないでしょうか。できれば多くの方の回答が聞きたいです・・・ (1)A社の目論見書の既存株主欄をみると M社が出資していると記載があったとします。これは 「M社がA社に資本参加している」と言うのでしょうか? (2)また上記条件で株式公開して、すぐに M社が株を売却したとします。この場合も M社はA社に資本参加していたことになるのでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- gutoku2
- ベストアンサー率66% (894/1349)
経営への参画方法には、 「完全子会社」 「共同出資」 「資本参加」 上記の三つの方法があります。 資本参加とは、相手の株主や不特定多数の株主が圧倒的持分を所有し、自分が 拒否権を持たない状況の時を言います。資本参加は支配権はありませんし、重 要事項についての拒否権もありませんから、経営権をとるのではなく提携をする 場合に主に利用されます。 A社の株式を100株購入しても、広義の資本参加ですし、投機のために発行済み 株式の20%を取得しても資本参加です。 ただ、一般的には上記に記したように、経営にどの程度参画しているかの度合い を現す場合が多いと思われます。(経営の支配権を持っていないが、業務提携 等々のある程度の繋がりはある状態) よって、投資の対象として大量に株式を所有している場合は資本参加ではあり ませんが、状況の変化の結果として売却しただけで、本当は資本参加しゆくゆ くは経営権の取得が目的であったのか、最初から売却益が目的で資本参加が目 的ではなかったのかは、当の会社にしか分かりません。 >その後、上場直後に売却しているようです。 ちなみに、記載されている当初の状況は、”資本参加”に該当すると思われま す。 ”日本版「MSN (TM) CarPoint(TM)(以下カーポイント)」事業立ち上げのため” と記載されていますので、これは明らかにMicrosoftの米国でのビジネスモデル を日本でも軌道に乗せようとしているようにしか思われません。 40%の出資比率、MSNカーポイント事業の立ち上げという会社設立理念から、経営参 画のため資本参加をしたが、路線の対立?等、諸般の事情により資本参加を解消し たというのが、一般的な見方ではないでしょうか。 ※今回の場合、ご質問の回答は”資本参加”だと思われます
- mat983
- ベストアンサー率39% (10265/25670)
出資とは事業のために必要なお金を提供することです。 (1)は資本参加しています。 (2)は分かりにくいですが、単に株を大量に持っていただけでは資本参加とは言えません。
補足
(2)はこんなケースのようです・・・ 具体的に言うと、カービュー(旧カーポイント社)の話で、 下記のケースです。 ソフトバンク、マイクロソフト、ヤフーの3社によりカーポイント株式会社を設立 http://www.softbank.co.jp/news/release/1999/990324_0001.html 上記で1999年にマイクロソフトは、40%の出資をしていますが、 その後、上場直後に売却しているようです。 これは、資本参加だと思うのですが、違うのでしょうか?