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経済学-資本論] 余剰価値=搾取でしょうか?
マルクスの資本論について解説したホームページなどを読んでいて、余剰価値や搾取という言葉がありますが、どうしても納得できないところがあります。 資本論では、余剰価値=搾取と考えていますが、資本家や経営者の頭脳労働や、リスクに対する保険のコストとは考えないのでしょうか? 資本家も頭脳労働者や保険屋(労働ではない?)であり、余剰価値の搾取とはならないのではないかと思うのですがどうなのでしょうか? 資本家に権力なようなものがあったとしても、それを、維持するコストと考えると、やはり、搾取と考えるには、いまいち納得できません。 余剰利益をとっておかなければ、資本家という立場すら維持ができなくなるため、必要経費とも思えるわけです。 また、長い目で見ると、資本家も、資本家同士の壮絶な競争に巻き込まれており、全員の利益を平均化すると、労働者のそれと大差がないように感じますが、マルクスはどのように考えていたのでしょうか? 資本論によると、資本家はかなり有利な立場に書かれていますが、そこまで有利な立場にも見えないところがあります。 言い変えると、ハイリスク、ハイリターンを行うのが、資本家であり、ローリスク、ローリターンを行うのが、労働者とも見えるのですが、いくら考えても納得できません。 このあたりの疑問を説明していただけると幸いです。 宜しくお願い致します。
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お礼
回答いただきありがとうございます。 >なぜ、マルクスが資本家側から見る必要があると考えるのでしょうか? マルクス自身どちらからも見ていた人だと思うからです。また、労働者側の理論は分かりますが、では、資本家側は圧倒的に有利なのか気になります。 >資本家同士の壮絶な競争 領地や植民地の争奪競争、日本であれば戦国時代、最近だと、M&Aなどを考えています。 >ハイリスク、ハイリターン ベンチャーに出資する人など、うまく上場すれば、創業者と共に、莫大な利益が得られますが、ベンチャーの多くは、上場はおろか数年以内に倒産しています。 破産リスクを負ってまで勝負をしていますが、一般の労働者はそこまでの大きなリスクを負ってまで勝負をしていないように思います。 このリスク部分をマルクスはどのように考えていたのか、もしくは、考えてすらいなかったのか気になっています。