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「午前中までに」は適切でしょうか
「明日の午前中までに回答ください」など、取引先でよく耳に目にする文です。 「明日中まで」なんて言わないでしょうし。 「明日の午前まで」あるいは「明日の正午まで」では? どなたかおしえてください。
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こんにちは。3/2のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問: <「明日の午前中まで」「明日中まで」「明日の午前まで」「明日の正午まで」> ご質問にある4つの表現の中では、「明日の午前まで」「明日の正午まで」が文法上正しい使い方になります。 1.理由は、「まで」という副助詞が、状態・動作の継続によって至り及ぶ「限界点」を示すのに使われるからです。 2.つまり、までが伴う時を表す名詞(句・節)は、「点」として考えなければなりません。 3.この「点」の観点は時間幅に関係なく、話し手の主観や文脈から時間幅のある時でも「点」と考えることができます。 例1:「2010年までに完成予定」 2010年とは2010年1月から12月まで12ヶ月間の時間幅がありますが、ここではその1年とう時間幅をまとめて「1点」と見ているのです。 例2:「明日までに提出」 明日とは、0時から24時まで24時間の時間幅がありますが、ここではその時間幅をまとめて「1点」と見なしています。 4.ご質問の4選択の正誤: (1)「明日の午前まで」: 「明日の午前」という時間幅を1点と見なすことができるので、使い方によっては正しい用法になります。 (2)「明日の正午まで」: 「正午」=0:00pmが既に「1点」の時を表すため、「まで」という副助詞の語法と合うのです。 (3)「明日の午前中まで」: 「午前中」の「中」が時間幅を強調しているため、1点ととらえにくく、「まで」という到達点を示唆する副助詞と一緒に使うと違和感が生じます。 これは英語で in the morning「午前中」+by「まで」=by in the morning「午前中まで」 とすると前置詞句として成り立たないのと同じ語感です。 (4)「明日中まで」: これも上記(3)と同じ理由で違和感があります。 「中」を使うのであれば、「~の間に」という時間幅を含む時間の全般的な位置に対して使われる格助詞「に」を使うと、自然です。 例: 「明日の午前中に」 「明日中に」 5.厳密には上記のようになりますが、語感的にはどれも通じます。特に「明日の午前中までに」という言い方は、明日の午前中が限度だということの一種の強調的な語法ともとれます。 以上ご参考までに。
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- morriev
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ん? 逆に何を悩んでおられるのか分かりません。 >明日午前中まで 明日の12時(24時間単位で考えた場合)迄でしょう。 >明日中まで これは全く意味が違ってきますね。 明日24時(24時間で考えた場合)迄でしょう。 ※尚、12時丁度を午前と看做すか・午後と看做すか、 24時を明日と看做すか・明後日と看做すかは状況や言う人の感覚によると思います。 例えば、試験や面接の場合に対してプライベートの約束の場合・ 神経質な人か大雑把な人かでは多少ニュアンスが異なりますよね?
お礼
私などの場合、今回に限らず「日本語の質問」では意味が通じるか通じないかで悩むことは少なく、適切な(きれいな)表現かそうでないかを尋ねることが多いのです。切実な悩みを抱えている人には少し申し訳ないと思っています。 私自身も、例えば腹痛で困っているときにこのような質問はしない、ということです。 ありがとうございました。
- MockTurtle
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> 昼のニュースを「蛭の発生したニュース」と思う人は稀にいます(例・私)。 すばらしい! 博物館はあなたを待っている オウ! ♪ヽ(´▽`)/
お礼
9時のニュースと言われて「サマージャンボ宝くじを買い忘れた」ことにきづきました。どうせ当たらんし、いいか。ありがとございました。
- MockTurtle
- ベストアンサー率26% (93/350)
「午前中まで」では、極端な話「午前0時まで」と解釈することも可能です。次のように言えば意味がはっきりします。 「明日の午前中いっぱいに回答しなさい」 なお、正午の意味で「昼」を用いて「昼までに」という言い方もあります。 「昼」なんて14時だって昼じゃん! ヾ(ーー") という向きもあるかもしれませんが、「お昼のニュース」を午後2時のニュースと思う人は先ずいませんから、これは十分通用します。 - 参考 - NHKニュース (正午) - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9_(%E6%AD%A3%E5%8D%88)
お礼
「午前中いっぱいに」お礼をしようと思っていたら、12時を少し過ぎてしまいました。すみません。でもお昼のうちですから勘弁してください。 昼のニュースを「蛭の発生したニュース」と思う人は稀にいます (例・私)。 ありがとうございました。
- doi3desu
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厳密に言えば、「午前中までに」は間違った使い方だと思います。 「明日の正午までに」、あるいは、「明日の午前中に」などと使うべきでしょう。「午前」は言わずもがな、「夜の0時から正午まで」を指します。 ということは、「午前中までに」は、正しくは「午前中には」でしょう。 「正午までに提出お願いします」と「午前中には提出お願いします」と表現した場合、前者はきつく聞こえますね。本来であれば、後者は「夜の零時から正午」までを含んでいるので、「残業してでも」ということになりますが、日常的によく使う話し言葉であるために、きついイメージがありません。「正午までに」は、時間の「始点」が分からないため、むしろ、仕事始めから「正午」までですから、こちらのほうが本来は時間幅が少ない可能性があります。しかし、「正午までに」というのは、堅い感じがあり、「正午」が時間上の一点を表すために、正午を越えてしまうと許されないというイメージがつきまとうような気がします。 「明日の午前中までに」というのは、時間の始点も終点をも含まないために、聞く者に対して、時間的余裕を与えているような気がします。このため、誤用法ではあっても、使われるのでしょうね。日本語の曖昧さは、気遣いでもある場合があるのでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「明日の正午までに来てください」とい言われた場合、今日行ってもいい可能性がありますが、 「明日の午前中に来てください」なら、今日行ったら相手が留守だったということもありえます。 と、少し違うことを考えてみました。相手に伝えるとき気をつけます。
- natumikang
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考えたらおかしいですね。 「午後になるまで」「午前中に」があわさっています。 しかし敬語の間違った失礼な言い方等ではありませんし、 意味を誤解することはありません。 ですから許容範囲だと思う人はいるでしょう。 ですが、それを感じたあなたの語感はすばらしいものです。 あなたは使うべきではないと思います。 わたしも使いません。ここが重要なところです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 語感がすばらしいということはないのですが、「午前中までに」は許容範囲かもしれないものの極力使わないことにします。「午前までに」で充分と思います。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
こんにちは。 確かによく見聞きする言葉ですね。 純粋に論理的に考えれば、一見正しくない表現のように見えます。 「明日までにご回答ください」としたときは、暗に「明日の営業時間内」あるいは「明日の夜まで」を示していますね。 同じ法則(?)を「明日の午前中まで」に適用すれば、「明日の営業時間(あるいは0時から)11:59まで」となります。 つまり、実質、「午前まで」「正午まで」と変わらないので、 そう言うのが自然であり、明確でしょう。 しかし、 「午前まで」と「午前中まで」を比べると、後者のほうが期限を明確化しているイメージがあり、 「正午まで」と「午前中まで」を比べると、前者は「きつい」表現になっています。 よって、表現をやわらげ、かつ、期限を明確にするため 「午前中まで」 という表現が使われているのだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「正午まで」というときつい表現かもしれないと同時に「正午まででいいよ」というゆるい表現かもしれないと思いました。 「午前まで」なら、「できれば朝の早いうちに、遅くとも正午までに」という幅を持たせていると感じます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 by in the morning. 時に英語に置き換えてみると分かりやすいことがありますね。前置詞の重複というのはまずないでしょうか。 「午前中までに」と相手から来たときは許容しつつも、こちらからは使わないようにします。 〔なお直接は関係ありませんが、先日、猫が車に轢かれるところを目撃してしまい悩んでいたところ、質問を検索してみたらParismadamさんのお名前を見つけました。いつもすごい回答をなさる方と敬服していましたが、意外なところで同じような痛みを感じていらしたことでまた親しみを覚えました。またなにかありましたらよろしくお願いします。〕