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相続対策について

相続対策でよく『借金を増やせ』といわれますが先日FPの方に その考え方はちょっとちがうよといわれました。時間がなく詳しい 話が聞けませんでしたのでどなたか詳しい方よろしくお願いします。 もう1点、相続対策には賃貸マンションが有効なのでしょうか?

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  • abaronx
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回答No.1

借金があれば相続財産から控除してもらえます(債務控除)。 しかし借金をすれば一方で財産(お金)も増えるわけで、 相続財産の総額には変化がありません。 もし架空の債務を申告したりすればこれは脱税であり犯罪になります。 つまるところ借金を増やして相続税が少なくなることはあり得ません。 賃貸マンションに関しましては少々複雑な問題が絡んできます。 更地としての土地の評価額、賃貸マンション付きの評価額、 賃貸マンションの建設費等等、この場合は非常に複雑になってきます。 仮に賃貸マンションの建設費を借り入れによりまかなったとした場合、 債務控除でその分を控除してもらえるにしても後々の所得税でどうなるか、 さらには賃貸マンションの経営がうまくいかなかった場合のリスクなど、 慎重に判断すべき事項になってきます。 上のようなところですが、間違いなくお勧めできますのは次のようなものです。 配偶者控除、住宅取得用資金の贈与にかかわる特別控除などの 特別な贈与に対して認められる特別控除制度および一般的に認められている 基礎控除制度を利用することです。 基礎控除額は現在租税特別措置法で確か年間110万円(ご確認願います)まで、贈与財産の評価額から控除してもらえます。 110万円では少ないかもしれませんがやらないよりましでしょうね。(^_^.)

その他の回答 (1)

  • ojisan-man
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回答No.2

難しいことは抜きにして、ごく簡単にいいますと・・・ 相続の際には資産(プラス)、負債(マイナス)両方を相続して、その差し引きした残りが「純遺産総額」で、これに税金がかかってきます。 (相続放棄とか限定承認とかのややこしいケースは省きます) 『借金を増やせ』というのは、相続する財産額を減らし相続税を少なくするのが良い、ということでしょう。 ただこの場合、無駄な借金をして現金資産を増やしただけでは何の意味もないので、借金した金で資産価値を減価できるものに使わないと、税金の節減にならないでしょうね。 『ちょっと違うよ』というのは、そのあたりの事を言っているのでしょうし、また借金は当然返済していく義務があるので、金利以上の利益と元本返済の原資が確保できなければ大変なことになる、という事を言っているのかもしれません。 賃貸マンションを建てると、土地の値打ちを下げることができるのと、建物の減価償却ができるので計算上は有効な方法でしょうが、入居率の低下というリスクや管理面の手間、コストなども十分考慮する必要があると思います。

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