低価法で実際に評価をしなければならないのは

質問

低価法で実際に評価をしなければならないのはいつからでしょうか？

B/S　P/L　を出すタイミングと思っていましたが、
それについては上場企業は４半期でB/S P/L　を出さなければならないので、４半期ごと（？）みたいに考えています。

でも、インターネットで見てみると、３月からで良いとなっているものもあります。

すべての企業が強制適用される必要なのはどの期からなのでしょうか？
情報が錯綜していてよくわかりませんどなたかご教授願います。

回答No.1

ok2007 · ベストアンサー

棚卸資産の評価のことでしょうか。そうであれば、その適用は「平成２０年４月１日以降開始する事業年度から」です（棚卸資産の評価に関する会計基準２０項）。

そして、四半期決算については、四半期特有の会計処理として認められているもの（四半期財務諸表に関する会計基準１１項～１４項、２２項）を除き、原則として年度と同様の処理をしなければなりません（同９項本文、２０項本文）。もっとも、重要性の乏しいもの（正確な表現は同基準をご参照ください）については、簡便的処理で構いません（同９項但書、２０項但書）。

以上のとおりですから、四半期についても、平成２０年４月１日以降開始する事業年度に係る四半期財務諸表から適用されます。その上で、重要性の乏しい場合には、四半期決算においては、年度決算と異なる簡便的処理でも構わないといえます。

お礼

とても詳しい説明ありがとうございます。
やっぱり原則として４半期毎に低価法で評価しなければならないようですね。