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試験で満点を取ったとき
子供が小学校でテストで満点を取ると,担任の先生が, Very Goodと答案の上部に書いてきます。 私が子供のころも,そのように書く先生しか記憶にありませんでした。 しかし,仕事で留学の機会を得て,家族でイギリスに渡ってみたら, 息子が現地の小学校で,Well Doneと書かれてきました。 1年ほどイギリスにいましたが,ついにVery Goodには, お目にかかれませんでした。 イギリスでの経験から,Well Doneの方が自然だと思うのですが, アメリカでは,Very Goodが標準だったりするのでしょうか?
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小学校は米国の現地校に通い、日本の中学でイギリス人に英語を習って、大人になってからイギリスに何度か行きました。 米国の学校では一般的に、good, very good, excellentというランク付けをします。先生の個性で、superだのdynamicだのを入れる場合もあるでしょう。pretty goodは「まあまあいいんじゃない?」というニュアンスなので、答案用紙には、まず書かないと思いますが、日常会話では、よく使います。well doneという言い方も米国でしますが、これは「よくぞやった!」とか「上手に出来上がったね!」という意味で使うのが一般的で、例えば何か賢い策を編み出した時や、苦心して作品や料理を仕上げた時などに、その編み出したり仕上げたりした「瞬間」に言ってやるものです。ご存知のように、戦後の日本の英語教育は、主にアメリカの流儀を用いています。 さて、イギリスの先生がwell doneを多用していたかどうかは記憶が曖昧なのですが、確かにイギリス人が言いそうだという感じはしますよね。他にもイギリスとアメリカとでは、一般的に使う表現がいろいろと違います。もちろん、イングランドとアイルランドとでも違うようですし、カリフォルニアとミシシッピとでも違うのですが。 イギリスでよく使うけれども、アメリカのしゃべり言葉であまり使わない表現としては、「carry on」「rather」「posh」「feel reserved」などが思い浮かびますね。ほかにもいろいろありますが、今は思いつきません。ああ、そうそう、日本では和製英語とされていて、アメリカでは使わない「cook(コック)」「smart(素敵という意味でのスマート)」「post(郵便受けという意味でのポスト)」などが、イギリス人が書いた本で多用されていて、面白いなと思いました。 余談ですが、アメリカでも「Do you have any vacancy of family room?」は、ちょっと不自然に感じますねえ。スコットランドのかたがおっしゃった言い方が自然だと思いますし、どうしても上記の単語を入れて質問するなら「Do you have any family rooms available?」ですね。ただし「family room」という部屋は宿泊施設では一般的ではないので、やはり「Do you have any rooms available? We'd like to stay together in one room.」と言ったり、あるいは「Do you have a room available?」と言えば、ほしいのは「1部屋」だなとわかりますよね。
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- ucok
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>スコットランドでお弁当をpacked lunch box >(略) >アメリカでは,どんな表現が一般的なのでしょう? >ただのlanch boxでしょうか? #3です。 アメリカの公立校では小中高とも給食が強制ではありません。カフェテリアすなわち学食に相当するものがあって、そこで食べてもいいし、お弁当を持ってきてもいいのです。だから、お弁当を持ってくることは特殊なことではないので、あまり「明日は弁当持参で」と言われることがないですね。 ただ、普段は弁当が不要なのに「明日は必ず」と言いたいときには、「bring your lunch」などと言うのが一般的です。「packed lunch」とか「lunch box」という言い方は学校では、まずしません。特に、アメリカの生徒児童に「lunch box」と言ったら「ランチボックス」すなわち弁当箱(実際には、ご存知、取っ手の付いた小さなケース)と解釈するのが自然です。ちなみに、旅行業界では携帯可能な弁当のことを「packed lunch」とは言います。 >What kind of rooms do you want? >は,スコットランドでは, >What sort of rooms do you want? >でした。 アメリカでも「What sort of (rooms do you want?)」と一般的に言いますけどね。
お礼
ありがとうございます。 勉強になりました。
- duosonic
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#1 duosonic です。 >>教えて欲しいのは,こういった違いなのですが,いかがでしょうか? >ご質問に「イギリスでの経験から,Well Doneの方が自然だと思うのですが,アメリカでは,Very Goodが標準だったりするのでしょうか?」とあるので、私は「米国では先生がテストにWell Doneの代わりにVery Goodと書くのが標準的なのか?」に限定したご質問なのだとばかり思っていました。しかし補足を拝読すると、もっと全般的に米国と英国における言い回しの違いについてお知りになりたいと、こういうことだったのでしょうか? 両方お答えしておきます。 まず、米国の義務教育における成績評価では good、very good、excellentが日常的に使われているようですが、お子さんの満点はExcellent と評されるべきところVery Goodであったことから、決して「標準的」ではないのでしょうね。正に個々の先生が自己流の褒賞や奨励言葉を書いているのでしょう。 ここで私がもう一つご質問を勘違い?しているかも知れない箇所があります。お子さんは「100% Very Good」と書かれたのでしょうか、或いは「Very Good」だけだったのでしょうか? 私が「Excellent!、Super!、Keep up good work!、Pretty Good!と書かかれることもある」と申し上げたのは、あくまで「テストの得点である100、80点(%)と数字で書いてある横に、これら褒章、奨励の一言をオマケで先生が書いてくれることがある」という話であって、決して「テストの得点自体(100%)が数字で書いておらず、Very Goodしか書いていない」という場合の話ではありません。これもご質問からは読み取れなかったので、勝手に解釈しました。 つまり、#3さんは「pretty goodは「まあまあいいんじゃない?」というニュアンスなので、答案用紙には、まず書かないと思いますが」とお書きですが、テスト得点とは別にオマケの褒章・奨励として Pretty Good!「悪くないよ! 頑張ったね!」と書かれる場合もあり得ますよという話をしたのです。 一方、もともとのご質問が「全般的な英国と米国における言い回しの相違について」ということだったとすると、British EnglishとAmerican Englishの違いはそれこそ多種多様ですよね。地下鉄はBEでtubeと言うらしいですが、AEではsubwayとしか呼びません。自動車のトランクをAEでは Trunk、BEでは Bootと言うそうですね。スペルもBEとAEそれぞれ、Colour・Color、labour・laborのような違いが見られます。以上はご既知だと思います。また、私が知る限り、英国人の感嘆は「Smashing! Lovely!」が非常に多いようですが、米国人がこれらを口にするのを聞いたことがありません。「Wonderful! Nice! Awesome!」というのが多用されます。 BEとAEの違いに関して実に様々な文献がありますが、こんなのを参考にされるのも良いかも知れませんね: http://esl.about.com/library/weekly/aa110698.htm 、、、これには米・英における動詞、名詞における相違はもとより、文章の構造自体の違いも書いてあり、補足に書かれた会話のような用例もあるようです。まだまだ探せばいくらでもあります。またOKWave同じカテでBE 対 AEについてのQ&Aがあります。ここの#2に私が引用してきた違いが書いてありますので、是非ご参考にされて下さい: http://okwave.jp/qa4152780.html 最後に、日本と英語の関係で申しますと、「日本、香港、オーストラリアで自動車が右ハンドル左側通行なのは、もともとそうだった英国の影響」だそうですから、日本に入っている英語言い回しも英国風の方がもともと多いのかも知れません。今や日本にもマックやらスタバがいたるところにあるので、それも変わりつつあるのでしょうけど。 、、、ということで、ご回答になっていますでしょうか。
お礼
息子が現在の日本の小学校で,100点と書かれた横に, よく添えられるのが,Very Goodでした。これはスコットランドでの 経験から,Well Doneの方が自然なのではないかと,息子が 100点を取るたびに悩んでいた(贅沢?)ので,質問させていただき ました。 スコットランドでは,日本はアメリカ英語を教えているね, とよく言われました。タイヤのスペルでさえも言われました。 tire, tyre make cueなんて,全く知らなかった。レゴランドで,列の最後か どうかアメリカ人ママが聞いたところ,最後に並んでいた イギリス人ママが,queという表現を使い,アメリカ人ママの きょとんとした顔を見て,lineを使って言い直していました。 そう言えば,amazingもイギリスでは多かったような。 (アメリカも多いかな?) 何度も,丁寧かつ詳細に回答いただき,ありがとうございました。
- duosonic
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#1 duosonic です。 私の前回回答の「Very Goodが「標準」なのか分かりませんが、~」の前に「米国では」と付け加えて下さい。Excellent!、Super!、Keep up good work!、Pretty Good!は米国での先生の一筆です。先生によるもので、何処の国では何が標準ということはないと思いますよ。
補足
微妙なニュアンスの差があって,先生によって使い分けが あるのはもちろん理解できます。 スコットランドには研究目的で行ったのですが,私の研究が 急にいい結果が出てきたときなどは,Well Doneでした。 言葉でも言われて,報告書へのメモにもありました。 Good系のワードは使われなかったのが印象に残っています。 子供が小学校で成績が良かったときも,Well Doneでした。 それで,もっとも普通に使われるのだなと,理解したのですが, 私自身,日本の小学校からの記憶では,goodかvery goodしか書かれた 記憶がありません。それで,そもそもこれは日本だけの誤用 なのかと,疑問に感じた次第です。文法的に正しいかどうかでは なく,そういった表現が通常使われるかどうか?です。 B&Bで,宿泊できるか聞くとき, Do you have any vacancy of family room? と,聞くのは正しいかどうか,スコットランド人に聞きましたが, 文法的には正しいし,間違いなく通じるが,普通そうは言わない と言われました。通常は, Do you have any rooms available? What kind of room do you want? Family room. というようなやりとりが,最も普通なのだそうです。 教えて欲しいのは,こういった違いなのですが, いかがでしょうか?
- duosonic
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朱色の「大変よくできました」ハンコでしたよね、日本で私たちの時代には 、、、って古いですよね (^^;) Very Goodが「標準」なのか分かりませんが、それこそ先生によって違うのではないかと思いますよ。米国で教鞭を取る英国系先生だったら Well Done と書いたかも知れませんし、Excellent! や Super!、或いは Keep up good work! なんて書く先生もいますよね。満点でなくても、Pretty Good!と書かれれば嬉しいものです。 重要なのは、お子さんが満点スコアして、先生に一言 Very Good と言わせたということです。それ以外はマイナーですよね。
補足
レス,ありがとうございます。 英国でWell Doneしか見なかったので,それが最も一般的なのかな, と思い質問させていただきました。 米国では,どうなのでしょうか? Excellent, Super, Keep up good work, Pretty Good, は, 英国(スコットランド)では,お目にかかりませんでした。
お礼
大変わかりやすい解説,ありがとうございました。 知り合いの日本人の英語の先生に聞いたら,カナダ人の英語の先生に 問い合わせてくれました。very goodは米国風,well doneはイギリス風 なのだそうです。ただ,もちろんどちらでも通じるとのことでした。 スコットランドで,会話していると,その場合はgoodでなくて, wellだと直されたこともありました。何の話しだったか忘れました が,説明を聞いても差がよく分からなかった。 長い間の疑問が一つ解決しました。ありがとうございました。 そうえいば,スコットランドでお弁当を packed lunch box と呼んでいました。小学校で児童に明日持ってくるように, と言うのです。パグランチボックスって聞こえたのですが, 理解するのに1週間ほどかかりました。子供はお弁当のことだよ, というのですが,パグがわからなかった。 アメリカでは,どんな表現が一般的なのでしょう? ただのlanch boxでしょうか?
補足
そういえば, What kind of rooms do you want? は,スコットランドでは, What sort of rooms do you want? でした。こんな僅かな違いでも,慣れるのに時間がかかりました。 やっぱり,文法中心に教わってきた世代だからかな。