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印刷物を納めたのですが、
顧客とのトラブルに関しての質問です。 印刷物を納品したのですが、仕上がりに対してクレームがついたので、 「検品の上、不良枚数を刷り直し納めたい」と申し出たところ、 もう信用できないので、3割値引くよう要求されました。 「ではその3割という数字が妥当かどうか検品させていただきたい」 とお願いしたのですが、やはり信頼出来ない事を理由に断られました。 トータルの額が大きいだけに、こちらとしては正確な状況を把握し 対処するつもりなのですが、こんな場合、どう解決すればよいでしょうか? また法的ににはどちらの立場が優位なのでしょうか? ご指南よろしくお願いいたします。
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私見ですが、どうも取引先の本音は、難癖つけて少しでも納入金額を値切りたいと言うところでしょうか。どこの会社も(特に中小企業は)大変ですからね。 さて本題ですが、民法上今回の場合は『債務不履行』中の『不完全履行』と言う概念になります。 民法は原則、契約に則った債権債務の履行をすることを理想としていますので、この不履行分の保証を現金で代用すると言うのは最終手段としています。つまり『債務不履行』中の『履行不能』と言う概念になります。 例えばあなたの会社が、相手会社との契約締結後納期までの間に失火で全焼してしまい、納品したくても不可能になってしまったような場合です。 このような場合は相手会社に対して、あなたの会社が生じさせた債務の履行不能による逸失利益を賠償する責任が生じます(尚、それでも他の会社に委託する等の代替方法があれば、そちらが優先されますが)。 結局今回のような場合は、民法上の履行手段の最終手段による金銭による賠償(3割引と言うのは結果的に賠償ですよね)には当たら無いと思われます。 「信頼云々」と言うのは相手担当者の主観的な問題であり、一応納期は守られているわけだし、その仕上がりにクレームをつけたとしても、その分はあなたが責任を持って回復すると主張しているのですから、問題は無いと思われます。 それとも、それが認められないと言う合理的理由があるのでしょうか? 例えば納入先が、他の会社からこの印刷物の発注を受注していて、あなたの会社がいわゆる「孫受け」であるとするのなら話は別ですが・・・。
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- mat983
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>もう信用できないので、3割値引くよう要求されました 不良を刷り直しで差し替えするのですから、商慣習として何も問題ありません。 3割には何の根拠もなく不当な要求です。 刷り直しでまとまるよう、粘り強く説得するしかありません。 また、納期が遅れる事も考慮し多少の値引きは申し出てください。 それでもこじれが解消できない時は下記のサイトに相談を。 http://www.houterasu.or.jp/
お礼
ありがとうございます。 商習慣。そうですよね。 最後まで誠実に粘り強く交渉してみます。
- ddg67
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話し合いの場を持たないと主張するのであれば、こちらから元の値段での全額請求をします。
補足
状況的にはその通りです。
- ddg67
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弁護士介入 間に立つ人間を入れて、どこがどのように気に入らないのか名文化してそれに応じて、対応を取り決めます。クレームの原因をつきとめ、それがどちらの責任かを示します。単に気に入らないというだけでは理由とはなりません。 ふつー次の仕事が欲しいからと弁護士を立ててまで争う人間は少ないので、安く納品させる為にこのような無理強いをする所は多いです(^_^; どちらが優位かどうかは関係ありません
お礼
明文化は大事ですよね。 ありがとうございます。
- nrb
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仕上がりに対してクレーム どこがどう違うのでしょうか・・・・ これが不明確だと手の打ちようが無いですね
補足
印刷のよごれ、濃度不足です。
お礼
お礼が遅くなり申しわけありません。 民法上の考え方、大変参考になりました。 理論的なご説明で納得できます。 ありがとうございました。