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労働生産性とグローバル化
グローバル化によって労働生産性にどのような影響が出ると考えられていますが、正の効果をもたらしているのか、負の効果をもたらせているのかが分かりません。 またグローバル化によって起こりうる「雇用の不安定化」などの問題によって労働生産性は影響を受けるとどう変化すると考えられますか? まだまだ勉強不足なので申し訳ありませんが手ほどきをしていただけると幸いです。
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グローバル化という言葉は人によって使っている意味が異なりあやふやな概念です。 貿易障壁の撤廃、貿易依存度、資本の国際移動、市場開放、労働力移動など、 個別の事項に分けて考えなければ意味をなしません。 比較優位に基づいた分業、規模の経済、投資の拡大、 技術の伝播など、基本的には交易の拡大はプラス要因でしょうが、 気まぐれで大挙して逃避する国際資本の不確実性、 通貨統合による景気調整機能の制約などはマイナス要因にもなりえます。 細かい点まで触れていくと分量が膨大になります。 >グローバル化によって起こりうる「雇用の不安定化」などの問題 >によって労働生産性は影響を受けるとどう変化すると考えられますか? (1)「グローバル化」によって雇用が不安定化しているのか どうか自体が、色々と議論が分かれる。 (外国嫌いの感情に任せて何でも「グローバル化」が元凶だと考えがちな人も多い) (2)労働生産性は、雇用が減少してもマイナスになるとは限らない。 (3)低生産性部門から高生産性部門への労働力移動は生産性を押し上げる。 (4)一時雇用の増大は、技能を習得するインセンティブの減少によって、 労働生産性の伸びにマイナスとなる可能性はある。
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比較優位という考えがあり、その国で豊富な資源を生かすという考え方です。でも欧米は物つくりを外国にかなり手放しました。世界に平等ななのですけど。効率のよい生産イコール供給が少ない人で・・かもしれません。雇用がすくないかもしれません。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 とても参考になりました。 また何か疑問が浮かんできましたらよろしくお願い致します