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使役と受動態?
(1)彼は鞄をもらった he was given a bag (2)彼は鞄を盗まれた he had his bag stolen (2)が受身にできないのはなぜですか?
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はじめまして。 ご質問: <(2)が受身にできないのはなぜですか?> 1.「彼」を主語にして受身にすると、「彼が盗まれた」ことになってしまうからです。 例: He was stolen. 「彼が(人さらいに?)盗まれた」 2.ただし、バッグを主語にして受身の文を作ることは可能です。 例: His bag was stolen. 「彼のバッグが盗まれた」 3.「使役動詞」とは、文字通り「目的語を~させる」という使役の意味になることから来ています。 この例文も文字通りに訳すと「バッグを盗ませた」となります。勿論意図的に盗ませたわけではありませんが、「盗む自由(余裕)」を泥棒に与えたことは事実で、ある意味そうさせるに至ったことを示しています。 4.使役動詞はSVOCの第5文型になりますが、Cに過去分詞が来る場合は、「受身」または「被害」のニュアンスを出すことができます。 例: I had my hair cut by my mother.「髪を母に切ってもらった」(受身) I had my bag stolen.「バッグが盗まれた」(被害) ご質問文は「被害」の用法になっています。 以上ご参考までに。
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- taked4700
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>He had his bag stolen.が受身にできないのはなぜですか? 日本語では、特に意識しないのですが、英語では、stealと言う単語で、「物を盗む」と言う意味にしかならないからです。よって、He was stolen.とすると、「彼を物扱いにして、彼自体を誰かが盗んだ」と言う意味になってしまうからです。 同じような意味の単語に、robがあります。これは、「暴力によって脅してものを奪う」と言う意味です。ですから、My bag was robbed.とすると、まるで、「かばんが誰かに脅されて、何かを奪われた」と言う意味になってしまいます。 反対に、He was robbed of his bag.なら、「彼は、暴力によって脅されて鞄をとられた」と言う意味になります。 別の言い方をすると、His bag was stolen.なら、「彼の鞄は盗まれた」と言う正しい受身になります。