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ラテン語を覚えることについて。
ほんのちょっぴり関心があります。 1. 今の時代ラテン語を覚えることによってどんなことができるように なるでしょう。 生物の学名などが読めるようになる…。 古典の作品が少々読めるようになる…。 万が一将来アカデミックな会話を西洋人とする機会があったら、 硬そうな西洋人に気に入られる…(???)。 あまり浮かびません。 2. サンスクリット語を覚えることとどちらが有益(笑)でしょうか? 回答よろしくお願いします。
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主なものは大体出ているので,既出の回答と多少かぶりますが,私も,日本人にとって実用性が高いのは,多くのヨーロッパ言語の学習上のメリットだろうと思います。 特に,専門用語ではラテン語がそのまま使われることが多いですね。すでに医学用語の話が出ていますが,法律用語もラテン語の率が高いです。 なお,ラテン語はカトリック教会の公用語に採用されたため,グレゴリオ聖歌はラテン語で書かれており,讃美歌にもよくラテン語が出てくるので,教会というとラテン語というイメージがありますが,新約聖書はもともとはギリシャ語だったかと思います。 よく大学の校舎や図書館の入り口,コインの裏側などに,ラテン語でその学校とか国家のモットーが書いてあります。 これが読めるようになると楽しいものです。 イギリスやアメリカでは,「実用ラテン語入門」のような本が色々と出ています。 マザー・グースやポピュラーな歌をラテン語訳した歌集。 子ども向けのカラフルな,ラテン語会話入門書。 店先の値札がローマ数字で書いてあったりします。 日本では,大学書林から『現代ラテン語会話』という本が出ています(これも元はドイツで出たもの。英訳版もあり)。 自動車とか,宇宙ロケットとか,スキーのジャンプ競技とか,核軍縮などの話題がラテン語でなされているのにはびっくりです。だれがラテン語訳を考えるのでしょうね。 ラティウム地方とは,今のイタリアのローマ周辺部にあたります。その地域でかつて話されていたローカルな方言が,ローマ帝国の拡大に伴なって地中海地域の共通語になったわけです。 そういう意味では土着語と言えると思います。 一方で,現在ではラテン語を母語として話す人(つまり,幼少時にラテン語だけで育てられ,最初に話せるよ担った言葉がラテン語だ,という人)はいない(たぶん)ことや,上で記した飛行機などの新しい言葉が作られていることなどを考えると,人工語的な部分も大きくなっているともいえるでしょうね。 サンスクリットは全く分かりませんので回答をひかえたいと思います。 うまくまとまらない回答でスミマセン。一応経験者にしましたが,ラテン語はちょっとかじった程度です。
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時間がおありのようですね。興味があればやってみてはどうでしょうか、ラテン語でもサンスクリットでも。インド・ヨーロッパの言語の古語を学習することは多くの発見が有り楽しいものです。 すでにご回答の方々がその効用を述べられてますように、ロマンス語系の元ですからそれなりの価値がありますでしょうね。サンスクリットも時代的な変化の末に現在のヒンディーになったでしょうし、インド周辺のアジア諸語にも多くの影響を与えていることでしょうからその関連もおもしろいことでしょう。 僕は昔サンスクリットを勉強しましたが、仏教の関係があったためそれ以外にも言語については網羅しなくては学問としては進むものではありませんでした。かなりのバイタリティーさを要求されます。 質問はどちらが有益かという選択を迫るものですけれども、それはあなたの何をやりたいかに答えがあるのではないでしょうか。 しかしもし付け加えるなら、まず英語が出来ますかということです。出来ると言えるのならラテン語でもサンスクリットでも取り掛かられてスムースでしょう。もしまだなら まず英語から習得してしまいましょう。お尋ねのこれら言語は今でこそ日本語の辞書や教科書がありますが、やはり英語などで書かれた書物が大多数ですから。これは実感なのです、トホホ。 瀬戸内のはずれの町よりsa
お礼
回答ありがとうございます。 英語は常に危機感に迫られて、というよりは趣味で勉強(?) しています。 最近では英語で本を読むということをしています。 しかしまだ半年前のテストでTOEIC800点に行かない程度です。 (でも、TOEIC受けてから勉強しだしたので今ではもう少し いい点を出せるかも?!) 専攻が不本意ながらフランス文学専修になってしまったので、 それからの逃避の意味でいろいろな言語に手を出しています。 特に、マスターする。という気概なしに。 サンスクリット語を出したのは、西洋への反抗心からです。 今中国語も勉強していて、つい先日中国語検定3級の試験を 受けてきたところです。 もし、東アジアの仏教思想を勉強しようとするなら多言語が 要求されると思うので、多分そこまでは行かないと思いますが、 アジアに関心を持っています。 西洋への反抗心からこれからも僕の関心はアジアに向いていくでしょう。
補足
なんか僕の文章変ですね。 睡眠不足で今あまり頭がうまく回っていません。 どうか、許してください。
- Barenino
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ラテン語学習のメリット 『etymology(語源)』の理解による、数ヶ国言語の語彙マスターに役立つ。 これだけでしょう! >万が一将来アカデミックな会話を西洋人とする機会があったら、 硬そうな西洋人に気に入られる…(???)。 ・ラテン語を引用する人(会話は特に)など、レッドデータ(絶滅危惧種)並に稀で、いても嫌味です。 ・ただし、活字なら「偶に」役立ちます。(略語表記等) ・生物の学名、これはたしかに役立ちます。 (ラテン語の科目を昔取ったがテキストが「プリニウスの博物誌」。当時も人気が無く、しかも「テキスト予習が発狂しそうなくらい難解でした) ・同様に、医学用語にも。(これが一番実用的か?) 日本の医者は、ドイツ語マスター者が圧倒的でラテン語に疎い。 『病名』などは『ラテン語』と『ギリシア語』の独壇場。 (ラテン語の本を捜してみて!少ないでしょう?国内版は、2桁無い。その中に医学用ラテン語本が含まれてる。) 結論:せいぜい「クオ ヴァディス」じゃないけど「ことわざ程度」で十分では?(「コギト エルゴ スム」とか) 2.サンスクリット「語?」仏教方面なら勿論有益も、『日本の仏教と発祥地の仏教はかなり違う(当然ですが)』 結論:【ラテン語マスターの有益性なら、日本人に勝目は無い。サンスクリット語のプロレベルのマスターなら、稀有な存在として、「第一人者」に成り得る!】 以上、勿論サンスクリット語のプロは、冗談ですが、ラテン語の学習では無く、欧米語学習の過程で「語源として」「自然に覚えていく」 これがベストでしょう! 現代インドとサンスクリットは、当然違いますがそれでも「インドは、日本人(外人全てか)には理解不可能」な国。その古典語ですから。 (ヒンドゥー教の定義は「定義不能という事」と昔印度首相が言ってた!) P.S.ラテン語とサンスクリットなら、ラテン語とギリシア語でしょう! このIEの「記号変換」からも。(アスキー・シフトJISにも) せめてギリシア語の文字は、数学・物理で暫く使用されていきそうですから) ※カッパ・プサイ…妙で面白い。 出勤前、無駄な回答と悪文ゴメンなさい! では~!!!
お礼
回答ありがとうございました。 とても勉強になりました。
- sabocci
- ベストアンサー率50% (3/6)
ラテン語を覚えるというのは、「日本人が」という文脈でいいのかと思うのですが、その場合はたいしてできるようなことはないかと思います。 ヨーロッパでは、日本の古文や漢文を学ぶような漢字で教養として必須でもあったりするのかもしれませんが。 ただ、ラテン語を知っていることは、損ではないようにも思います。宗教曲もそうですし、文学小説などにも注釈なしで使われていたりしますからね。 ちなみに1番の方のQuo Vadis(綴りは私もあやふや)は、磔にされたキリストが復活した後に再びローマに向かうところに出会った、ペテロが言った言葉です。「主よどこにいかれるのですか?」と。その出会った場所には(ローマ郊外、アッピア街道沿い)には、Quo Vadis教会があります。もっと詳しく書くと長くなりますので、さわりだけですが。
お礼
旧約聖書も新約聖書も読んでいないのでとてもあやふやなのですが、 キリストはローマに行ったこともあるんですね? また、新約聖書はラテン語で書かれているのでしょうか? 旧約聖書はヘブライ語でしたよね。 ラテン語は西洋人の教養ですね。 日本では古文を読めたり、漢文を読めたりすると、 「受験勉強がんばったんだね~」という印象ですが、 欧米ではラテン語を読むことができると、「君の家柄って いいんだね~」という感じなのでしょうか??? できれば教えてください。 よろしくお願いします。
- mide
- ベストアンサー率44% (333/745)
元々はイタリアのラティウムという土地の土着の言語だったと思いますが、後にローマ帝国の公用語、カトリック教会の公用語、学術語ともなって書き言葉としても発達したので、共通語としての人工語的要素が強くなったとしても不思議ではないでしょうね。でも私はその辺、まるで知りませんので、すみません。
お礼
おお、ラテン語の発祥の地がイタリアのラティウムだとははじめて知りました。 ラティウムがどこに位置するのか知りたいですね。 回答ありがとうございました。
- mide
- ベストアンサー率44% (333/745)
英語や他の多くのヨーロッパ言語(特にフランス語、イタリア語、スペイン語等のロマンス語)は、ラテン語を語源とする単語をたくさん取り入れていますから、ラテン語が分かれば、初めて見た単語でも意味を推測できることが多くなると思います。また、そのように語源が分かることで単語が覚えやすく、語彙を増やしやすいでしょう。 それから、英語での造語にもラテン語が必要になることがあります。たとえば「~恐怖症」は ~phobiaといいますが、この「~」の部分をラテン語(あるいはギリシャ語も?)で表現するので、たとえば「閉所恐怖症」と言いたければ claustrophobiaのように、ラテン語で claustro- を知っている必要があると思います。 ヨーロッパ言語を使う際は、ラテン語を知っていると色々お得だと思いますよー。サンスクリット語はどうでしょうね、私は分かりません。
お礼
回答ありがとうございました。 ラテン語って人工言語というのは本当でしょうか? 共通語であってもどの土地の土着の言語でもないって。
- kannha
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大学でラテン語の授業をとっていますが、 もともと語学はポルトガル語から始め、 スペイン語、英語もやっていますが、 「語源がわかる」とかそのくらいしか 今のところ役に立ってないかな?? でも語源がわかることが逆にちょっと楽しいかも。 でも私には結構ちょっとした事でもわかると嬉しいな。 手帳のメーカーの「Quo Vadis」(つづりあってるかな?)の意味とか。
お礼
回答ありがとうございます。 スペインポルトガル語をやられているということで、 現地に行ったら楽しいでしょうね! ちなみに「Quo Vadis」とは何を意味するのでしょうか? 勝手に予想。 「真実とは何?」フランス語からの簡単な類推でした(que verite?あっているかわからない)。
お礼
回答ありがとうございます。 僕の所属する大学の図書館の入り口のところにも、なにやら ラテン語らしき言語で一言かかれています。 「実用ラテン語」って面白いですね。 実用かぁ。