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音楽大学について教えてください
初めて質問させていただきます。 娘が音大に興味を持っていて、こちらで勉強させていただいております。 音大は学費が高い、就職先がない、音楽で食べていけない、などなど親として泣きたくなるようなことばかりですが、ひょんなことから「音大志願」という本を読みました。 読み終わった感想は「なんとかなりそう」と思ってしまったのですが、実際いかがなのでしょうか?昔の音大も知らないのですが、かなり改革が進められているようでして。5年後にはなんとかなるかな。という期待感があります。あまり期待しすぎるとよくないでしょうか? 娘は大学のHPを見ると夢が膨らむみたいで。 娘は音楽に係わった仕事をやって行きたいようです。 音大に行きたい動機は、「もっと上手くなりたい。もっと音楽を勉強したい。周りの友人たちと一緒にアンサンブル、連弾、2台ピアノなど1人だけではできないことも楽しみたい。」だそうです。 音楽に縁のない家庭ですのでわからないことだらけです。よろしくお願いいたします。
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no.2です。 >音楽関係の就職の幅が広がっていること、音楽大学卒業生は音学関係以外の就職をするとき、「音大出てなんでこの会社?」とそのような目で見られないようになってくるなど。です。 こういう意味だったんですね。 私自身が感じた範囲のことしか書けませんが、「音大には入ったが、新卒で就職先を決める」という意識を持っていれば、音大であってもきちんと就職出来るように思います。 音大出の偏見については人によって違うので何とも言えませんが、多くの音大卒業生が一般企業で頑張っています。 ただし、やはり「新卒」と「既卒」の間には「超えることが不可能な壁」がありますから、「何としてでも新卒での就職」という決意は必要になると思います。既卒になってしまうと音大だろうと普通の大学だろうと、マイノリティのレッテルを貼られ、「新卒では無い」ということだけで受けることの出来る企業が激減し、方向性も一気に狭まります。このことは今後10年以内には変わらないような気がします・・・・。 で、ここで問題になってくるのが音大の持つ性質です。 大学卒業後に留学やフリーランスでの活動が一般的になっている世界なので、3年生の段階で普通の大学生のように「きちんと」就活をするという風潮はありません。なので、同級生と歩調を合わせることは難しく、皆とは違う生活をすることになります。 ですが、教えるや仕事や伴奏、演奏の仕事がコンスタントに入ってくる可能性や、仲良くなった友達が就職する意識が無いという状態も十分に考えられるんです。一般企業への就職を重視するのであれば、周りに影響される前に決意をしておく必要があると思います。 ピアノの先生など、一部の職種は4年生の前期までに内定を貰わないといけない訳ではありません。 ですが、一般企業を視野に入れるのであれば、3年生からの就活は必須になります。どんな方向性にも対応出来るよう、2年生の間までには就職についての情報集めをする必要があると思います。 音大に入った場合に一番危険なのは、「ズルズルと続けてしまう」ということだと思います。 演奏の仕事がコンスタントに入ることは十分考えれられることなので、割といつまでも「もう少しやれるかもしれない」「もう少しでどうにかなるかもしれない」という意識になりやすいんです。 質問者様のように、卒業後のことを見据えた上でお子様の音大進学を検討されるのであれば、「大丈夫」だと思います。 ご参考まで。
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私は5人兄弟ですが、その内3人がいわゆる音大、一人が美大出です。 私だけ普通の大学出です。音大出の3人の内、一人は作曲、一人は音楽教育、残りの一人はチェロ専攻でした。作曲を専攻した兄は学校を出たあと先輩方のところで下請けのようなことをしてから留学を(私費では有りませんでしたが、それなりに送金していたようです。)して、帰国後は出身の公立高校の音楽過程の教師を長年しており、現在はフリーで編曲や学校の一般の音楽の先生方向け講習会などの講師をしているようです。音楽教育を出だのは、中学の音楽講師をやっていましたが、個人でピアノを教えておりました、中には音楽学校へ進んだ生徒さんもおったようです。チェロ奏者になった弟は学生時代からフリーでエキストラで結構稼いでいましたが、チャンスがあり外国のオーケストラに入団し30年近く同じオーケストラでやっております。 私の家庭は、親達が音楽に関連が有った訳ではありませんし、金持ちで有ったのでもありませんでしたが、子供達がやりたい事には理解があったのでしょう。また、各個人師事した先生方に恵まれたし、それだけの能力もあったのでしょうね。 一般的には、音楽だけで生活するのは、かなり努力と覚悟が必要だと思いますね。運もあるのではないでしょうか。彼ら3人にピアノの専門家はおりませんが、3人ともピアノは、素人の私から見れば、学生時代何故専門でもないのに、そんなに練習しなければいけないの、と思うくらい練習しておりましたし、実際弾けます。 演奏家ではなく、音楽そのもの学び、研究する樂理科という専攻もありますし、中学などの先生になるコースもあります。また、各県にある国立大学の教育関係の学部(学部名は大學によって多少異なります)に音楽専攻学科もありますので、そのあたりもお考えに入れられたら堂でしょうか。 5年後にはなんとかなるかな? と思われるのでしたら、既にかなりの程度まで進んでおられるのでしょうね。私の兄弟3人は高校で既に、専門の国公立の学校で学んでおりました。弟は小学3年からチェロを始めました、妹は6年生からちゃんとした先生にピアノを習い始めました。それでも、ピアノ専攻科は?だったようです。5年間は長いようで、実際には”如何なのでしょうか”。
お礼
御兄弟の皆様が音楽で生計を立てられていて、羨ましい限りです。ましてや国公立。羨ましいです。 まだ、具体的にどのようなことを学ぶかは、考えておりませんが、将来を具体的に見据える年齢になった頃、自分で調べてくれると期待しております。 楽理科。娘には興味ありそうです。ありがとうございました。
補足
5年後にはなんとかなるかな?というのは「受かるかな?」ではなく、「音大の改革がなされ、音大入学後、就職先の不安が今現在よりも減ってくれるかな?」ということです。わかりづらくて申し訳ありません。 私には娘の技術レベルはわからないので、先生にお任せしています。
- jung_taro
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回答申し上げます。 引用にて失礼いたします。 >音大は学費が高い、就職先がない、音楽で食べていけない こちらは、学費に関してはそのように思いますが、主観になってしまいますが、仕事の面では決してそのようには思っておりません。 仕事とは人と人の係わり合いによって成り立つものですから、 ご息女さまが高校生になられるあたりから、仕事は技術知識がすべてではないことを 頭の片隅においてもらう形で提起して差し上げれば、また音楽の見方も 変わってくるかと思います。 まだまだお若いのですから、今はがむしゃらに音楽の勉強をなさって、 その音楽を表現するためにはどうすればいいか、みんなに聴いてもらえる ためにはどうすればよいかも併せてお母様と話してみるのも大変よい勉強だと思います。 人が回りに集まってくる温かいお人柄であれば仕事も集まってききます 。今はお母様が少しだけ意識をしていただけるだけで、将来的にはとても 有利に働く要素だと考えています。 さて、技術面ですが、こちらは大学別、学科別、楽器別でだいぶとレベルに差があるように思えます。 例えばピアノであれば、13歳前後でしたらショパンのエチュードを 美しく弾きこなせることを基準として、それに満たなければ少し ペースを上げたほうが良いでしょうし、満たしていれば、印象派以降を 掘り下げて勉強するか、コンクール三昧で今までの技術を細かいところ まで完成させてしまうかなど、いろいろな方向でピアノの先生と相談し ながら、進めていくのが良いのではないでしょうか。 また、ソルフェージュ、楽典などもおはじめになられていなければ、 そろそろ始めないと後が大変です。だからといって焦らせてしまっては もともこもないので、こちらも先生と相談になりますね。 音大に入るための道筋も千差万別ですから、お母様もあまりお気になさらず 少しずつ知識を付けていけば、理解あるすばらしいお母様ですね。 頭が上がりません。 いろいろと大変なことも多いですが、がんばってください。 ご参考になればと存じます。
お礼
jungtaroさんのアドバイスを娘が読むと、とても嬉しがっていました。 私の兄姉や知り合いにまで「音大出たって、成功するのはわずか。そんなにお金かけても回収できない。無駄無駄。」などと言われ、落ち込む時もありました。それでも本人は興味があって、家では「もう進路が決まってから言おうね。将来何になりたいの?と聞かれてもまだわかんない。いろいろ。とか言って流そうね。」と話しをしていたので、ホッとした様子でした。今はとにかく頑張って、練習します。 思いやりのある子に育ってくれれば、音にも表れてくれるでしょうか? 温かいアドバイスありがとうございました。
- haruhyouby
- ベストアンサー率21% (85/390)
『就きたい仕事があったクチ』ですね。 私国立(くにたち)のウタ科のような有名な学校ではありません。出身校は国立(こくりつ)女子大学家政系学部ですね。
- haruhyouby
- ベストアンサー率21% (85/390)
迂闊に年齢とテクニックを言うとネットでは叩かれたりするので…苦笑。 あの、音大は音楽関係ではない職もありますからね。よほど夢があるとかでなければ(私はあった就きたい仕事がクチなので音大には進みませんでした。高校からは勉強に絞りました)進まれるとよいかと思います。 特にこだわりたい学校がないのでしたら、モーツアルト(バイエルがきついと苦しいですがソナチネ程度で大丈夫です)のなん曲かの全楽章(2楽章に和声的表現が多いもの)を弾きこなすことが出来れば大抵の学校は通ります。今1年生ですよね。私も小学時代は基礎の先生に習いましたので、小曲集を含みバイエルは3歳から9歳までかけましたし、高学年では指が育つまで初歩的な練習曲と(ランゲ『花の歌』、ダカン『かっこう』などエチュード的なもの)ブルグミュラー25を弾きました。 モーツアルトは12歳からでした。モーツアルトは指先の音を揃える訓練であり、初めての音楽性を含んだエチュードとなるでしょう。殊に左手をまじめにほぐされた方が後で音楽性の幅が広がると思いますよ。ハノンはやってもいいでしょうが、補強用の有名な教材『ピアノのテクニック』は特に勧めません。量が多いので苦手な指番号の指替えや伸び縮みの訓練のみを暗譜で行えばよいでしょう。あれは幾つか抜き出してやるものです。私も全部やろうとして挫折しました。音楽性がないので退屈なんですよ。 それでも間に合いましたよ。今バイエルの中頃だったら焦らねばならないでしょうが、中学段階でバイエル終了されており、チェルニー30や100やソナチネ・アルバム1に進まれている程度でしたら、音大は可能かと思います。モーツアルト・ソナタ、余裕があればベートーベン・ソナタを練習しましょう。更に余裕があれば、メンデルスゾーンなどのロマン(よほど熱心に取り組むとかでない限りショパンは簡単なエチュードに留めておくことをお勧めします。ワルツやノクターンやポロネーズはまだ不要でしょう)も少し入れておくといいと思います。
お礼
ありがとうございます。 先生には、興味があることを伝えてあります。 これから、視野にいれたレッスンをして下さるそうです。
- dqpq05
- ベストアンサー率33% (361/1089)
音大のレベルは上から下まで非常に幅があるので、どこでも良いのであれば、かなりの人に音大合格の可能性があると思います。 >娘は大学のHPを見ると夢が膨らむみたいで。 音大やクラシックの世界についての情報が無い人達をターゲットにし、その気にさせて、まさに「夢を見させて」取り込むためのHPや学校案内ですからね(^o^; 娘さんはまんまと学校側の思惑通りの反応を示しているわけですね。 学校案内やHPの「出来の良さ」と、学校の質は必ずしも比例するものでは無いので、要注意です。 ■以下の部分を補足して頂けますか? >読み終わった感想は「なんとかなりそう」と思ってしまったのですが、実際いかがなのでしょうか? >5年後にはなんとかなるかな。 何が「なんとかなりそう」なのですか? >あまり期待しすぎるとよくないでしょうか? ここの「期待」とは具体的にどういったことですか?
補足
音楽関係の就職の幅が広がっていること、音楽大学卒業生は音学関係以外の就職をするとき、「音大出てなんでこの会社?」とそのような目で見られないようになってくるなど。です。 わかりずらくて申し訳ありません。
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
おそらくピアノでというご質問のように思いますが、お嬢様の年齢とピアノ(専攻楽器)の技量を補足された方がいいのでは。
補足
現在中1です。ピアノで今ハイドンのソナタなどをやっております。
お礼
とても参考になりました。 >音大に入った場合に一番危険なのは、「ズルズルと続けてしまう」ということだと思います。 演奏の仕事がコンスタントに入ることは十分考えれられることなので、割といつまでも「もう少しやれるかもしれない」「もう少しでどうにかなるかもしれない」という意識になりやすいんです。 娘がこのような意識にならないようにサポートしていきたいと思います。やはり音大に通うなら、私も音楽関係の仕事に就いてほしいという希望はあります。ただ就職先が少ないかなと思いまして。音楽を続けるにも収入がないと、レッスンも通えないし、もっといいピアノも買えないので。 ありがとうございました。