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圧縮空気の露点と水分含有量

現在、コンプレッサーを使用してまして、0.77MPaの圧縮空気 を作っています。 ドライアーが付いており、メーカー保証数値で、露点:12℃(加圧下) とのことで、大気圧換算下での露点をメーカーに 問い合わせたところ、-15℃との回答でした。 難しい算出法ですのでと、算出式までは教授頂けませんでした が、どのような算出法で-15℃となったのでしょうか? また、露点が分かれば、理論水分含有量値(○○%)が導き出せる とのことですが、どのような算出法で露点:-15℃の水分含有量 が導き出せるのでしょうか? ご教授の程、宜しくお願い致します。

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回答No.2

「”大気圧露点” ”圧力露点”」で検索をかけると換算表がヒットするのでそれを使います。 ■ 圧力露点-大気圧露点換算表(数表)を使う方法 http://www.orionkikai.co.jp/kuatsu/mame/mame1.pdf 1. 絶対圧が0.77MPaAなら、ゲージ圧は0.67MPaGで、換算表でこれに近い圧力は0.69MPaG 2. 圧力下露点12℃、圧力0.69MPaの大気圧露点を求めると-15.7℃ 3. Excelなどの表計算ソフトで適当に補間すると、ゲージ圧0.67MPaGのとき大気圧露点-15.4℃≒-15℃ ■ 圧力露点-大気圧露点換算表(グラフ)を使う方法 http://cd.tokimec.co.kr/Pdf/hoki/gx04.pdf 1. 絶対圧が0.77MPaAなら、ゲージ圧は0.67MPaGで、グラフでこれに近い圧力は0.7MPaG 2. 圧力露点:12℃で水平線を引いて、曲線との交点より垂線を下ろして横軸を読むと大気圧露点:-15℃ ■ 飽和水蒸気量表を使う方法 http://cd.tokimec.co.kr/Pdf/hoki/gx04.pdf 1. 圧力露点:12℃から、圧縮空気の水分含有量=飽和水蒸気量:10.7g/m3 2. 圧縮空気を大気圧に戻したときの水分含有量=10.7g/m3*(0.1MPa/0.77MPaA)=1.39g/m3  なぜなら圧力を7.7分の1にすれば、ボイルの法則より気体の体積が7.7倍になるので。 3. 飽和水蒸気量が1.39g/m3のときの露点を表から読むと大気圧露点:-15℃

sumomo0524
質問者

お礼

ご教授賜り、有難う御座います。 分かり易く、参考になりました。 お礼申し上げます。

その他の回答 (1)

  • astra0641
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回答No.1

水蒸気の分圧が、その温度における水の飽和蒸気圧を超えると結露します。 http://www.es.ris.ac.jp/~nakagawa/met_cal/satu_vapor.html から安直に12℃の飽和蒸気圧を求めると14hPaですので、0.77MPaの圧縮空気中の14hPaは水が残っているよということです。 さて、1気圧は約0.1MPaですから、お使いの圧空を大気圧にした場合の、水蒸気分圧は14hPa×0.1/0.77=1.8hPa程度です。 あとは、この圧力が飽和蒸気圧となる温度を求めれば言い訳です(温度低下で、定容なら圧力がへりますが、ここでは、単純に定圧でと考えています)。 それを知るためには、飽和蒸気圧の温度依存性をしらなければならなわけで、ここが算出法というか面倒なところだったのだろうと思います。 ちなみに上の頁で-15℃を入れると1.91hPaとなるので、1.8hPaとは少し異なっていますが、程度はあっていますし、氷だと水とは飽和蒸気圧がことなるはずなので、メーカーの示した値は正しいのだろうなぁと思います。

sumomo0524
質問者

お礼

早速のご教授を頂き、有難う御座います。 メーカーの技術部門からの、どうせ理解出来ないでしょ? 的な回答でしたので、大変、嬉しく参考とさせて頂きました。 有難う御座いました。

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