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調湿効果を数値で確認したい
新築で建てた家の内壁に塗り壁を使用し、断熱材にセルロースファイバーを使用しました。 長所として、梅雨時期も家の中はジメジメしないと聞きましたが、それを実際に数値で確認するには、どのような状況でどのように湿度を測定するのがいいのでしょうか?
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ANo.2に補足します。 空気中の水蒸気の振る舞いを考えたとき、水蒸気は拡散し平衡しようとします。 一方、24時間換気が正常に機能している家で、生活で発生する水蒸気が多くなければ、外気と室内の水蒸気量は等しくなります。 空調を使用しない場合、 屋外が20℃90%で、室内の温度が25℃だった場合、湿度は60%になります。 また、屋外が27℃80%で、室内温度が28℃だった場合、湿度は73%ほどです。 これは、先の湿り空気線図から分かります。 この状態は、壁が水蒸気を通す通さないに関係ありません。 一方、冷房時には、 室内の水蒸気は、冷房により除湿されます。 しかし、水蒸気は拡散平衡しようとします。 ここで、壁が外からの水蒸気を通してしまうと、屋外から室内への水蒸気の流入が起こります。 これは、潜熱であり、空調負荷が増える結果となります。 また、暖房時には、 冬の外気の水蒸気量は、非常に少ないです。 例えば、5℃60%の外気が室内で20℃に暖められたとします。 この時、湿度は23%ほどになります。 このため、加湿器などを使用したりします。 ところが、水蒸気は拡散平衡しようとします。 ここで、壁が水蒸気を通してしまうと、室内から屋外への水蒸気の流出が起こります。 せっかく加湿しても、流出分の水蒸気が無駄になることになります。 「自然素材」や「調湿素材」といった言葉の響きに多くの人が騙されます。
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- ultra1long
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>梅雨時期も家の中はジメジメしないと聞きましたが、 科学的に、それはありえませんけど、、、 まず、一般に湿度というのは、相対湿度のことをさします。 相対湿度というのは、空気が含める最大の水蒸気の量に対して、何%の水蒸気を含んでいるかです。 一方、空気の含める水蒸気の量は、温度が下がると減り、温度が上がると増えます。 例えば、20℃で湿度80%の空気は、30℃では湿度は44%になるわけです。 これは、下記の湿り空気線図から求まります。 http://www.ohm.jp/catalog/technical/tech_09.pdf したがって、ご質問内容を立証するには、 ・屋外の温度と湿度 ・屋内の温度と湿度 の両方を同時に記録する必要があります。 既に回答があるとおり、温湿度ロガーですと自動で記録してくれますが、とても高いです。 下記のAD-5662HT+AD-5662-02を使って、室内と外にワイヤレスの外部センサーを1台づつ設置すれば、それぞれの温度と湿度を読み取れます。 http://www.aandd.co.jp/adhome/products/sp/ad5662.html ご参考になれば。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
一番いいのはデーターロガーで記録をとることですが、 これは高いですから、乾湿計で最高最低が計れるものくらいでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 MAXとMINがとれる湿度計は手に入れたのですが、1日の中でのMAXとMINを 記録すればよいのでしょうか? 室内は扇風機やエアコンなどを使用する場合もありますが。使用していない 時のMAXとMINで比較すればいいのでしょうか?