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土壁と断熱材

フラット35を利用して土壁の住宅を建設中です。 土壁+断熱材で断熱するように指導があり、その方法について検討しています。 費用面と、土壁の良さを生かした工法を模索中です。 よい案がないかアドバイスをお願いします。 フラット35の優遇措置は対象外の一般仕様です。 通常のフラット35の技術基準での断熱の施工義務レベルを基準としていただければと思います。 建設中の住宅の仕様ですが、小舞土壁下地に外側はラスモルタル+ワラジュラク塗り、内側は、断熱材(カネライト)+大壁のボード+珪藻土の内壁という仕様です。 この仕様の中で気になったのが、内側の断熱材でした。 小舞土壁下地と大壁のボードの内側を透湿性の無い断熱材で埋めてしまったら、小舞土壁下地の調湿機能が損なわれてしまうだろう。と、思ったのです。 断熱の方法として、外断熱か内断熱でどちらが効果的か? 工法として、セルロースファイバーを内断熱で施工するのが一番好ましいことは分かったのですが、費用面で採用できそうにありません。 セルロースファイバーを使用しない場合の断熱方法をご紹介いただいて、メリット・デメリットをご教示頂けるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.3

No.1のruru724さんの回答がすべてです。 >小舞土壁下地に外側はラスモルタル+ワラジュラク塗り、内側は、断熱材(カネライト)+大壁のボード+珪藻土の内壁・・・ 土を使ってる意味が全くない。土がかわいそうです。 公庫に嵌められたんでしょうか。 このたびはご愁傷様です。

回答No.2

断熱&防湿気密をとった内側を土壁とすべきでしょう。 冬、壁が水蒸気を通すと、外部に移動した水蒸気が、冷やされて露天温度に達すれば、結露します。 結露すれば、構造が腐り、寿命を著しく縮めます。 よく北側のモルタル壁が黒ずんでいる家がありますが、この結露でカビが生えているのです。 壁は透湿すべきではありません。 壁が水蒸気を通すことは、室内環境にとっても、空調負荷としても、悪い結果をまねきます。 空気中の水蒸気の振る舞いを考えたとき、水蒸気は拡散し平衡しようとします。24時間換気が正常に機能している家で、生活で発生する水蒸気が多くなければ、外気と室内の水蒸気量は等しくなります。 空調を使用しない場合、壁が水蒸気を通す通さないに関係ありません。 冷房時には、室内の水蒸気は、冷房により除湿されます。 しかし、水蒸気は拡散平衡しようとします。 ここで、壁が外からの水蒸気を通してしまうと、屋外から室内への水蒸気の流入が起こります。 これは、潜熱であり、空調負荷が増える結果となります。 また、暖房時、冬の外気の水蒸気量は、非常に少ないです。 例えば、5℃60%の外気が室内で20℃に暖められたとします。 この時、湿度は23%ほどになります。 このため、加湿器などを使用したりします。 ところが、水蒸気は拡散平衡しようとします。 ここで、壁が水蒸気を通してしまうと、室内から屋外への水蒸気の流出が起こります。 せっかく加湿しても、流出分の水蒸気が無駄になることになります。 気密と断熱はセットで必要で、どちらが無くても結露を引き起こします。 調湿素材は、防湿された内側に設けることが必要です。 「調湿」という言葉の響きの良さで、騙されないようにしてください。 調湿は、あくまで一時的に水蒸気量が増えたときに吸収して、空気中の水蒸気量が減ったときに放出するもので、無限に吸収出来るわけでありませんし、その量もたかが知れています。除湿器にはなりません。 したがって、キッチンで湯気が出て短時間だけ水蒸気量が増えたようなときは、その上下変動を緩和することはあっても、梅雨~夏の天候のような長時間水蒸気の量が増える状況に対しては、全く湿度を下げる効果は全く期待出来ませんので、そこを理解して採用されるべきでしょう。

  • ruru724
  • ベストアンサー率22% (20/87)
回答No.1

小舞土壁の場合、そもそも昔の工法では断熱材など使っていませんでしたし、大壁のボードも使っていないのが和風本来の工法だと思います。

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