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少人数学習とTTの違い

子どもの学年経営方針で、算数の少人数学習とTTで充実した学習を目指す。となっています。 配られた時はよくわからなかったのですが、1学期も中盤になりクラスによって少人数とTTで教えると言うように、違いが出ているようです。 児童の人数に対して、先生2人の割合は一緒だとわかるのですが、ほかにはどう違うのでしょうか? 懇談会等で、この事について、先生に質問しても良いものなのでしょうか? 子どものクラスだけ、違う方式を取っています。 先生の考えなのかも知れません。

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  • hukuponlog
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回答No.1

>少人数学習とTTの違い 少人数学習という場合には、普通2つに学級を分けます。例えば、一クラス30人の学級を15人・15人の2つに分け、それぞれを担任ともう一人の先生が受け持つやり方が少人数です。どのような基準で、何人ずつに分けるかは、学級・学年・学校によって違いますが、 ・機械的に半分にする ・やや理解の遅れている子供を集めて、一グループ作る などが一般的です。 この場合は、教室が2つ必要で、同じ時間に同じ内容を同時並行して教えています。つまり算数用の特別クラス編成をするということです。 TT(ティーム・ティーチング)という場合には、クラスは一つのままです。先ほどの30人のクラスでしたら、そのまま30人で教えます。主に、教壇に立って教える方の先生をT1(ティーワン)と言い、教室を巡回しながら、必要に応じて個別に指導をしたり、質問に答えたり、ノートの様子などを見たりする先生の方をT2(ティーツー)と言います。 どちらのやり方にもそれなりのメリット・デメリットがあります。また、クラスの雰囲気や子ども達の理解の状況によっても、どちらを選んだ方が良いかが変わります。 >懇談会等で、この事について、先生に質問しても良いものなのでしょうか? もちろん構いません。というよりも、むしろ積極的に聞くべきです。これは学校と保護者が協力して子供を伸ばすためにも、お互いに理解をしておく大事なことだからです。 >子どものクラスだけ、違う方式を取っています。 これは色々な事情が考えられますから、一概には言えません。例えば(あくまで例えば、です)先ほどの30人のクラスを例に取ってみましょう。 30人のクラスで、著しく理解が遅れている子供(例えば学習障害など)が一人か二人いたとします。そうすると、少人数学習を採用した場合、29人・1人とか28人・2人のクラス編成になる可能性があります。この場合、分ける意味はほとんど無くなってしまいますし、むしろ「あの子は特別の子供」というレッテルを貼ってしまう可能性もあります。 それでしたら、TTにして、先ほど言ったT2の先生がその子達を重点的にサポートした方が、理解が進むでしょう。これはクラスの状況ですね。 その他に、学級全体が落ち着かない場合なども、2つに分けるより、一つの教室に二人の先生がいるTTの方が良いかもしれません。 学級担任が若い経験の少ない先生だと、その先生を勉強させる意味で、担任をT2にして、ベテランの先生の授業を見せるという意味合いを持たせる場合もあります。逆に算数担当の先生が若いので、ベテランの先生の授業を見ながら勉強する場合もある。 その他、校内の様々な「事情」(時間数の問題や、人事上の問題)が理由の場合も、実はあります。この辺りは、説明すると長くなるので省略します。 先ほど、懇談会等で「積極的に聞くべき」と回答しましたが、最後のような事情だと、はかばかしい回答は返ってこない可能性もあります。しかし、聞くこと自体は大事なことですし、悪いことでも何でもありませんから、どうぞ聞いてください。

kanngaru
質問者

お礼

とても詳しく、そして理解しやすく説明していただき、ありがとうございました。 同じ学年なのに、指導方法が違うのが納得いっていませんでした。 それぞれの事情もあるのですね。 懇談会はまだ先なので、その時までに変更がなければ聞いてみようと思います。

その他の回答 (1)

  • tosa-bash
  • ベストアンサー率48% (117/239)
回答No.2

小学校に勤務しています。 #1様の回答で「全て」ですが、現場の者としての感想です。少しでも、 >先生の考えなのかも知れません。 の参考になればと思います。 私は「少人数」の方に難しさを感じます。クラスを2グループに分ける場合は#1様が書かれているように「機械的に分ける(学力的に、ほぼ等質)」か「学力差に応じて分ける」かです。効果としては後者の方が大きいでしょう。しかし、子どもたちや保護者が「みんながスッキリと納得する」ような状況作りは難しいように思います。(実は後者については二の足をふんで「未経験」なのです…) 前者の場合は、2グループに等質な授業を行うことに難しさがあります。二人の先生が同時に同じ内容の授業をするということは、少人数になっているとはいえ、至難の業です。ですから、1時間目はAグループは甲先生が国語、Bグループは乙先生が算数、2時間目は入れ替わり、というような策も行いました。 ただ、学力差を考えずに単に少人数にしただけでは、その教科が苦手な子どもたちにとって、そんなに有効な方法にはならないように思います。「苦いものは小さくしても苦いまま」なのです。 TTの方が(私は)有効な方法だと思います。#1様の書かれているように、落ち着き・授業への集中度が格段にアップするように感じますし、T1とT2が慣れて行くにつれ、色々工夫もでき、変化のある授業が可能です。「苦いものも少しは甘くできる」ということでしょうか。打ち合わせ時間も「少人数」より少なくてすみます。 まあ、二人の授業観・教材観が違っていて、お互いが歩み寄れないような場合はうまくいかないでしょうがね。(そういうケースは幸いなことに未経験ですが…) 私は「単元の最初から中盤まではTTで、習熟段階に入ると少人数で」というのが一番効果的なように感じます。 >1学期も中盤になりクラスによって少人数とTTで教えると言うように、違いが出ているようです。 学校の方針や事情が分かりませんから、想像でしか言えませんが、「少人数の場合は学力差の大きい場合」に、「TTは比較的学力差が小さい場合」に、それから#1様の言われるように「落ち着きのない子どもがいる場合はTT」、「特に多動な子がいる場合には、更に少人数に分割」…などが考えられます。 率直に「少人数で授業をする場合とTTで授業をする場合があるようだが、どんなことで判断しているのか」と質問されるといいと思いますよ。 何となく当を得ない書き方になってしまいました。質問者様の疑問に少しでも沿う内容だったらいいのですが…。

kanngaru
質問者

お礼

ありがとうございます。 今の担任は前にある問題が起きて、休職していました。 今年担任を久々に持ったので、その関係かも知れません。 そして、少人数クラスをA・Bと分けた時の授業の進ませ方とか、興味があります。 先生によって、違いますから。 今度、1日参観があるので、ほかのクラスの少人数クラスの進み方とかを見てみようと思います。 もちろん、自分の子どものクラスも比較して。 同じ学校の同じ学年で違うのですから、違う学校だといろいろと違うんでしょうね~。 塾に行かなくても、学校の授業だけで挫折しないように、指導してもらえることを希望します。

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