江戸時代、どうして銀も、悪用され易いか…?
再放送だが、テレビの時代劇、「暴れん坊将軍」や、「桃太郎侍」に、「長七郎天下ご免」で、それぞれ何回か見てるシーンに、なります。
これらの時代劇では、「小判に、加工し易い金で、一番新潟県の佐渡金山か、山梨県の甲府の金山、正確には甲府の隠し金山を、佐渡奉行か甲府勤番等、江戸幕府側で、管理を担当する役職に就いてる、悪のボスが、現金として使える様にする、商人である準ボス等と、 手を組んで悪用する悪の一味が登場するが、結局お決まり的に、クライマックスとして、正義の味方に乗り込まれて、最後は成敗される…」シーンが、入った回 を、私は良く見ます。
しかし逆に、「島根県にある、石見銀山を悪用して、例えば、江戸幕府で銀山の管理を担当する、役職に就いてる悪のボスが、その江戸幕府に対して、「銀が、掘り出せなくなったので、廃鉱にする」旨、届け出るが、その裏では準ボス等、手下達と手を組んで、廃鉱にした弾みの銀山から、掘り出した銀を、抜け荷(密貿易)で仕入れた、物品の代金代わりとして、南蛮等の外国に対して、支払う。
仕入れた物品は、基本的には商人である準ボスが、裏ルートで売って、その利益は、ボスが幕府内での出世の為のワイロとして、ボスに納めるのが結構あるが、珊瑚等の宝飾品等、物品によっては、「江戸城中にある、大奥で、何かの役職に就いてる知合いへ、貢ぎ物として、準ボスがボス経由か直接、プレゼントする事で、ボスの幕府内での出世の為のワイロか、江戸幕府か大奥で、何かの物品の販売の委託先になる事で、利権を得る為にする、直接のワイロ」として、悪用する。
これにより、銀も悪用してる…」シーンが、入った回も、結構良く見ます。
実際、長七郎天下ご免と、暴れん坊将軍シリーズについては、お決まりのクライマックスシーンの後で、時々流れるナレーションで、「(江戸)幕府は、後に銀を、日本国外に持ち出すのを、禁止する御定法(法律)を、制定した…」的な内容で、視聴者に対して説明した回も、それぞれ何回かは、見た記憶あります。
言う前も無いが、「見たのが、連続テレビドラマとしての時代劇番組なので、ほぼと言って良いが、架空な話である」と、思います。
そこで、質問したいのは、 「江戸時代、金だけで無く、銀も悪用する人間が居たのは、主にどう言う理由からなのか?
又、江戸幕府が管理する銀山は、一番には先に出した通り、現在の島根県の石見銀山と言うのは、良く聞くが、どうして石見銀山が、代表的な銀山だったのか…?」に、なります。
補足
ありがとうございます。 金一両=銀60匁なので、だいたいの価値がわかりました。 銀五百枚は庶民にとってはとてつもない大金です。