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植うるつるぎに照りそいし

次の詩は、作詞:土井晩翠、作曲:滝廉太郎の「荒城の月」の二番です。 2 秋陣営の霜の色   鳴きゆく雁(かり)の数みせて   植うるつるぎに照りそいし ←★   昔のひかりいまいずこ この中で「植うるつるぎに照りそいし」(原詩は多分「植うる剣に照りそひし」)の意味がよくわかりません。 どういうことなんでしょうか。 下のURLにたくさんの解釈が出ています。 http://duarbo.air-nifty.com/songs/2007/03/post_e4a1.html

質問者が選んだベストアンサー

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  • Pinhole-09
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回答No.4

No.1です。 陣営ですから戦が始まる前の状景です。 各地より集まった軍勢が城の見える広場に集まり、暁の出陣に備え城主の閲兵と気勢を挙げるため、整列し鞘を払った槍をたて、また太刀を抜いて空にかざし、その剣先が光るさまでしょう。 霜の色ですから3~4時でしょう。   当時の出陣は早朝4時頃が普通でした。 なおこの城は青葉城というのが定説です。

noname#65456
質問者

お礼

なるほど、よくわかりました。抜き身が林立して、ざわめいている様が目に浮かびます。

その他の回答 (3)

  • wildcat
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回答No.3

滝廉太郎だと豊後の岡城で、土井晩翠だと仙台の青葉城か会津若松の鶴ヶ城ということらしいですね。 豊後の岡城だと大友家と竜造寺家との戦いで落城していますね。 また、会津の鶴ヶ城も戊辰戦争で官軍に敗れて落城していますね。しかし、青葉城だと落城はしていないですね。使わなくなって廃城になったのでしょうが。 荒城の月の「荒城」は廃城なのか落城して打ち捨てられた廃城なのか? >秋陣営の霜の色 という句でなんとなくですが篭城戦を連想します。 >鳴きゆく雁(かり)の数みせて という句で篭城戦に敗れてしまった渇いた一場面を連想します。 というわけで豊後岡城だと年月が離れすぎていて、シーンの連想が弱いと思います。その点、青葉城や鶴ヶ城だとまだ新しいことなのでインパクトは強いのではないでしょうか? あとは、先ほど送った結論となります。

noname#65456
質問者

お礼

終わった後の寂しい様子ということですね。 ありがとうございました。

  • wildcat
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回答No.2

何か会津若松の鶴ヶ城を思い浮かべます。激戦の後に落城した城内のあちこちに死体とともに土に刺された刀槍などが夥しく並んでいる情景が見えるような気がします。(墓標とか卒塔婆みたいに)

noname#65456
質問者

お礼

ありがとうございます。 落城後の戦場は、刀とか槍が地面に突き刺さっているわけですね。 なるほど。

  • Pinhole-09
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回答No.1

「つるぎ」は刀とどうして決め付けるのでしょうか。 私は槍の穂先としか考えられません。 「月に雁」「霜の色」で夜明け直前の出陣の様子と思われます。 槍を立てて整列した武士達の穂先が月光に輝くさまを詠んだものでしょう。   挿絵でも見た記憶があります。 勇ましい様子です。 一番、二番、三番と読んでいくとつながりが分かります。

noname#65456
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございます。 たしかに、回答者様のおっしゃる通り、林立してきらめく穂先が目に浮かんできますね。 ところで、普通は槍の穂先にはケース(鞘)?をかぶせておくものだと思います。危ないですから。 出陣のときはむき出しなんでしょうか? 歌の詩の真実性を追究してもしようがないですが。

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