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モル質量について
モル質量を求める公式で モル質量=質量×アボガドロ数という公式はあるのですか? 何故質量にアボガドロ数をかけるとモル質量になるのかわかりません
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- mudaoradora
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モル質量=原子量または分子量(原子または分子の質量)×アボガドロ数の間違いですね. 原子量というのは 陽子や中性子(陽子と中性子の質量は大体同じ)の質量を1としたとき 原子1つの質量はいくつかという概念です. 例えば,水素は陽子一つと電子一つで形成されています. 電子は陽子に比べると比較にならないほど軽いので 電子の質量を無視すると水素の原子量は1.0となるわけです. 実際には中性子と陽子で原子核を生成するには膨大なエネルギーが必要となるため その必要エネルギーの分,原子の質量は,陽子と中性子の質量を足し合わせたものよりも 多少軽くなります(質量がエネルギーに変換される). 次に1モルという概念についての説明をします. 原子量1の物質が,ちょうど1gの重さになる物質の量を1モルとしています. ちなみに1モルは原子や分子の『個数』で表すと 6.02×10の23乗個と決まっています. この数のことをアボガドロ数といいます. ですから, アボガドロ数(1モル中の原子や分子の数)×原子量(原子の質量)=モル質量(1モルの質量) となるわけです. 以上です.ガッテンして頂けましたでしょーか.
- okormazd
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ANo.3 です。 補足します。 「モル質量=質量×アボガドロ数」 の式についてです。 モル質量=1個の分子の質量×アボガドロ数 とするなら意味のある式ですが、はじめの式を公式だなどと覚えてもまるで意味がありません。「質量」の中身がわからないからです。これが1個の分子の質量をさすということがわかるのは、公式云々というよりすでにモル質量を知っているひとだからです。
- okormazd
- ベストアンサー率50% (1224/2412)
1. モル質量は「1モルあたりの質量」のことです。 式量(分子量)に質量の単位[g]をつけて、[g/mol]であらわします。 [kg/kmol]でいうこともあります。 水のモル質量は、18[g/mol]です。 2.モル質量=質量×アボガドロ数 こんな公式はありません。あったとしてもあなたの言うとおり意味がわかりません。
- z8p1050
- ベストアンサー率13% (2/15)
一応あります。 アボガドロ数とは、要するに、粒子の数なんです。 1molあたりの粒子数ですね。 1ダースが12個、というのと同じ感覚です。 質量というのが粒子一個あたりの重さ、と言うのは分かりますね? モル質量は1molあたりの重さですから、この式は成り立つはずです。
- R_Earl
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5gのおもりが100個あれば、全体の重さは何gになりますか? 5gが100個あるので、5×100 = 500gですよね。 それと同じ話です。 > モル質量=質量×アボガドロ数という公式はあるのですか? モル質量って、分子1molの重さですよね。 では分子1molに含まれる分子数は何個ですか? その数を表しているのが、アボガドロ数ですよね。 『分子1個の質量』と、『1mol中の分子の数(アボガドロ数)』をかければ 『1mol全体の重さ』になりませんか? 先ほどの例でいえば、 『分子1個の質量』は『おもり1個の重さ(5g)』にあたります。 『アボガドロ数』は『おもりの数』にあたります。 『モル質量』は『全体の重さ』にあたります。 この式は公式というよりも、モル質量の定義みたいなものだと思います。 『モル質量は何か?』、『アボガドロ数とは何か?』という点を押さえておけば この式の意味も理解できると思います。