- ベストアンサー
全自動トースターの仕組み
子供の頃、家に、食パンを乗せると自動的にゆっくり下がっていき、焼きあがると自動的にせり上がってくる全自動トースターがありました。 2つスロット(?)があり、確か片方のスロットにパンを挿入すると、板が押されスイッチが入るようでした。(マイクロスイッチだったのか、単に力を機械的に伝達するレバーだったのかはわかりません) 以前似たような質問をしましたが、その仕組みまではわかりませんでした。まるでビデオデッキのようなトースターですが、動作は非常に静かで、モーター音らしきものも聞こえないのです。 メーカーと機種名が絞れました。ナショナルのNT-600Fです。 検索するとわずかにヒットします。 http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m6357026 http://www.hanbey.com/menu8.html 松下電器に問い合わせてみましたが、当時の担当者が居らず、分からないとの事でした。 ロジック制御やマイコン制御が当たり前となった現在ですらこのようなトースターは見当たりません。30年以上前のハイテクトースターの仕組みをご存知の方や、仕組みを想像できる方はいらっしゃいませんでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
面白そうなので調べてみました。 これならば特許申請していると思い検索した所、 該当がありました。特許登録番号:S46-003394 読んでみたのですが、普通のトースターの仕組みを 知らないため、よく分からなかった。 ただ、パンを上昇させるのも、下降させるのも共にスプリングを使用し モーターは使用していません。 上昇する理由は、熱せられた金属が伸縮することを利用し その力を溜めておいて、上昇する力を得ているようです。 文献を良く理解できなかったので間違っているかもしれません。 特許文献は下記からダウンロードして下さい http://www.ultra-patent.jp/search/search+.aspx キーワード検索で下記を入れて下さい [AN]出願番号 : S46-3394
その他の回答 (2)
- tent-m8
- ベストアンサー率19% (724/3663)
懐かしいですね。 子供の頃、まさにそのトースターが家にありました。 あくまでも想像ですが、マイクロスイッチとモーターではないでしょうか。 動作速度からすると、機械式は考えにくいです。 オークションなどで中古が入手できれば、分解すればわかりますが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 高級車の小物入れのフタのように、バネの力で負荷となる何かを回転させれば、動きをゆっくりにすることは出来ると思うのです。 しかし、仰るとおり、上昇と下降のどちらかで電気の動力源がないと無理でしょうね。下降時にモーターを使い、上昇時はバイメタルのフックが外れ、バネの力で戻るのかもしれません。 それにしても、写真の中身をみてもシンプルな構造ですよね。100Vで動く交流モーターがあれだけ静かだったのでしょうか。もし、小さなDCモーターを使っていたとしたら、それだけのためにトランスや整流回路が必要となるし、非常に高温の環境の中に組み込まないといけないし・・・。 そんな静かなモーターがあったのかと考えると不思議です。 オークションに出てますが、高値がついていて、さすがに買う気にはなれませんでした。(笑)
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
夢を破るようで申し訳ないですが。 私(ラジオ少年)の記憶では 1.パンを乗せレバーを押し下げる パンが下がり、バネがセットされ、スイッチが入る 2、ニクロム線でパンが焼かれ内部がある温度になるとバイメタルでストッパーがはずれ、 パンが上がるとともにスイッチが切れる というものでした。 ゆっくりではなく「ポン」という感じでパンが上がってましたね。 もっともおっしゃるような高級機があったのかも知れません。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 そのようなトースターは今でも普通に売っていると思いますが、NT-600Fはレバーを押し下げる必要はありませんでした。そもそもレバー自体が存在せず、また、パンが下りて行く時も、せりあがる時も、音もなくゆっくりジワーッと下降・上昇していました。 つまり、最初から最後まで、トースター本体のどこにも手を触れることなく、パンが焼けるのです。これが全自動たる所以です。
お礼
読みました! すごい!正にプロジェクトXの番組が作れそうな内容ですね。 私も、内容を理解しきれませんでしたが、特許の文献を探し出してくださったtenezさんの発想も素晴らしいです。 この特許の内容を解説してくださる人はいないかな。 当時の技術者はどこへ行ったのでしょうか。 本当に感動しました。 ありがとうございました。