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内容妥当性について
いつもお世話になってます。 ある量的な論文を読んでいて、わからない箇所があったので質問させてください。 「入浴」や「排泄」といった項目に「1.自立」~「4.全介助」の4段階が設定され、段階が高くなるほど自力での行為が困難な状況を示す。これに対して、約200人の高齢者を調査した。 この結果の部分で、「因子分析により1因子(固有値:3.467,累積寄与率:69.37)が抽出され、内容妥当性を確認した。」 なぜ、因子分析で内容妥当性があると判断できるのですか?内容妥当性は、その分野に精通しているエキスパートに判断してもらうなどと文献で読んだ気がします。 どなたか詳しい方、ご教示お願いします。
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論文名を書いてもらえると、それを確認することもできるのですが、、、 要は「内容妥当性とは、その質問項目が測ろうとする内容を含んでいるか」ということですから、因子分析によって似たような項目を集められるのだとすれば、それはおそらくその質問が測定したいことを測れるだろうと仮定できる、という意味でしょう。 例えば、仮に5つの質問項目があったとして、それらは全て「外向性」を表す質問だとしましょう。もし本当にそうであれば、因子分析をしたことによって、きれいにその5つの質問項目はまとめられるかたちになるでしょう。 > 内容妥当性は、その分野に精通しているエキスパートに判断してもらうなどと文献で読んだ気がします。 その通りです。ただ、内容妥当性を確かめるための方法は1つに限らないということです。いつでもある分野の専門家に聞けるわけではないということもあるでしょう? ちなみに、心理学のこういった分野では因子分析をやたらと信仰する人も多いので、質問者さんが疑問に思うように、「なぜ因子分析の結果からこういう結論を引き出したの?」というものもあります。
お礼
返事が遅くなり、大変申し訳ありません。 1因子が抽出された、というよりは、1因子しか抽出されなかったから、その項目が測りたい項目を測れているという解釈でよろしいのですか? 因子分析や主成分分析は、他の統計学的検定と違って、数字で出るのですが、解釈の違いによって変わっていくという部分が分かりにくいです。。 ありがとうございました。