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蚤は寒冷地の野外で越冬できますか

蚤は日本全土に生息してると書いてあるのですが、北海道などの積雪地でも 野外で越冬できるのでしょうか? 関東などでは外に普通に生息しているものなのでしょうか。 また、蚤1匹の行動圏はどのぐらいのものなのでしょうか。 そもそも蚤が何年生きるのかすら知らないのですが…。 すみません。よろしくお願いします。

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  • ABAsan
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回答No.3

 「ノミ」ですよね? (^^;)  蚤は寄生性生物で、寄主と密着した生活をしています。幼虫は寄主や親の排泄物や分泌物を餌とし、親になると寄主にくっついてその血を吸います。  蚊のように卵を産むときだけ血を吸うというわけではなく、寄主から離れると数日で餓死してしまいますので、野外で単独で生活する事はほとんどなく、人家であったり、寄主の巣の中などにしかいません。場合によっては生涯皮膚の上で生活します。ですから、冬に寒いかどうかはあまり関係ないです。ちなみに成虫は比較的寒さに強く、0℃くらいでも死なないようです。  ただ、寄主が死んでしまった場合は、別の寄主を探して移動するので、真冬に寄主が死ぬと、寒い地方の方が死滅しやすい可能性はありますけど。  行動圏も、自分自身での移動はあまりなく、寄主の動物の行動に左右されます。ほとんど動かない動物に寄生したものでは狭く、広範囲に動き回る動物の場合は広くまき散らされるという事になります。  生活環は卵が数日、幼虫が1~2週間、サナギが1~2週間、親が10~20日くらいですので、寿命はせいぜい1~2ヶ月程度です。

alfax2
質問者

お礼

大変よくわかりました! 恥ずかしながら私は蚤は外もピョンピョン飛んでるものだと思ってました。 寄生動物だったんですね~。はぁ…驚きました。 それでは確かに冬でも越せそうですよね。 では猫などに蚤が移るというのは、寄生された犬や猫と接近した場合だけなのでしょうか。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

No.1 です。 ありゃ、最近視力が怪しくて、すっかり見間違えました。 失礼しました。

alfax2
質問者

お礼

いえいえ、こちらこそ自分で蚤という漢字を書けないくせに…って感じです(笑) 変換すると難しい漢字でもすぐに出てくるのでそれで済ませちゃって…。 それにしても蚕さんの親に口がないとは!!あまりにびっくりして声が出てしまいました! ひとつ物知りになりました。ありがとうございました。

  • nakaizu
  • ベストアンサー率48% (203/415)
回答No.2

実際にはどうなのか全く知らないのだが、成虫は寄主の毛皮の中にいるから、冬でも寒くないのではなかろうか。 卵や幼虫は寒さに耐えられないだろうから、冬の間に繁殖することはないように思う。 調べてもイヌやネコにつく蚤についてのデータはいくつかあるが、野生動物に寄生する蚤についてはほとんどデータが見つからないので、はっきりしたことはわかっていないのかも知れない。 成虫の寿命は1ヶ月から三ヶ月くらいらしいが、環境によって変わるのではないかと思われる。 蚤の行動範囲は寄主の行動範囲と同じでしょう。

alfax2
質問者

お礼

とても恥ずかしいですが毛皮の中とは思いつきませんでした。 蚤は外をピョンピョン飛んでるものだと思ってました! ひゃ~恥ずかしいですね。 確かに毛皮の中だと野良猫の毛に守られて冬も越せそうですよね。 回答ありがとうございました。

回答No.1

蚕って、養蚕に使われるあの、お蚕さんのことですか。 蚕は完全に家畜化されていて、どこであれ自然界では生きられません。 幼虫はそこらのイモムシみたいに木肌をはい歩いて移動したりできないし、成虫は翅があっても飛べません。繭を作ってさなぎになるのも、人が適当な枠を用意してやらないとうまくできません。従って、行動圏といえるようなものはないと言っていいでしょう。 家畜化されていない野蚕(やさん、ヤママユガの仲間など)とよばれるものの仲間は北海道にもいます。 越冬は卵(正確には卵の中である程度発生がすすんだ胚)の状態でします。 冬が近づくと親は越冬用の卵(越冬卵)を産み、これが冬越します。 越冬卵は条件を整えると半年から一年くらいは保存できます。 越冬卵は一度寒冷な条件にさらされないと、暖かくなっても発生が進みません。養蚕業などでは、これを利用して必要なときにカイコをふ化させます。 だいたい、ふ化してからさなぎまで3-4週間、羽化まで10日から2週間、成虫の寿命が10日くらいだそうです(成虫は口がなく食べ物をとりません)。

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