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めっきについて
例えば金メッキが施されているものの中にある金属は どんな金属なのでしょうか? また、めっきは何層にも分けて蒸着(?)塗装(?)しているのでしょうか? 落ち難くする工夫などもありましたらお教えください。
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質問者が選んだベストアンサー
電気を通す金属なら大概の物は金メッキできます。 しかし、金という物質は他の金属へ拡散しやすいので、下地にニッケルメッキなどを付け、その上に金メッキをほんの薄く付けています。 プラスチックの場合、化学的に銅メッキを付け、表面に導電性を持たせた後、電気銅メッキを行い、その上にニッケルメッキ、金メッキとなります。 落ちにくく(剥がれにくく)する工夫としては、バフ研磨で表面に細かいキズを沢山付け、マイクロエッチングといって、ほんの僅かに金属の表面を溶かし、ミクロ単位でザラザラにして食い付きを良くする、という工程を通しています。 以上はプリント基板のメッキ工程からです。
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- TIGER1
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回答No.3
セラミックス(アルミナ)に金メッキをしたことがあります。 セラミックスにニッケルメッキを施し(無電解メッキ)、その上に電解によるニッケルメッキをした上で、フラッシュメッキという非常に薄い膜厚(1μm未満)の金メッキをしました。
質問者
お礼
PCのトラブルでお礼ができず、申し訳ありませんでしたm(__)m めっきのテクニックについて少し知ることが出来ました。 皆さんありがとうございました!
- shigatsu
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回答No.1
なんか質問が逆のような気がするんですが、メッキの中身は金属に限らないんじゃないでしょうか?プラスチックにもメッキはかけられますし。 単純に「めっき」で検索すれば、色んなQ&Aが出てきますよ。
お礼
とてもわかりやすいです、ありがとうございました! 来年の卒業研究(表面物理)のネタに「めっき」に関する研究 をしてみたいなあ、とおぼろげに思っていました。 年を経ても金無垢と間違えられるくらいなものができるようにしたいと 考えています。もうかなり研究は進められているのかもしれませんけど(^^; プラスチックを核にして「真珠もどき」をつくる、というのもとてもおもしろい ですよね。