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簿記検定1級 為替について
全国経理学校協会簿記1級の問題について質問です。 問題 本日、前期の商品輸入により発生した外貨建買掛金$7,400を支払うため、米国に所在する取引銀行の当座預金口座から振り込んだ。なお、為替レートは$1あたり輸入日\112、前期決算日、\115、本日\108である。 解答 (借)買掛金 851,000 (貸)当座預金 799,200 (貸)為替差益 51,800 となっています。 計算の方法は分かるのですが、考え方が分かりません。仕訳上では、輸入日の金額で買掛金代金が発生しているのではないでしょうか。なぜ買掛金代金が前期決算日の為替レートになっているか教えてください。
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- kenzo-
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NO.1の者です marukozozoさんが書いたこの回答への補足のとおりです。 必要なレートは「支払う時のレート」と「対象となる科目(買掛金)が使っているレート」の2つです。 上部の場合は、決算をまたいだので買掛金には前期決算日レートが使われている。 下部の場合は、商品を仕入れてから支払いまでレートの変更がされていないので、仕入時のレートが使われています。
- srafp
- ベストアンサー率56% (2185/3855)
> 計算の方法は分かるのですが、考え方が分かりません 輸入日[支払いはドル建てで後日] ・為替予約をしていないので、輸入当日のレートを利用しないと仕入額が決定しない。 ・故に $7,400×\112.00=828,800 で計上 決算日 ・未だ決済レートは決定しない。 ・だが、外貨建取引等会計基準にに基づき、決算を行わなければない。 ・故にAno.1様の仕訳が必要となり、買掛金は851,000円となる。 決済日 ・実際の支払額が確定する → 当座預金 799,200 ・買掛金との差額を計上する→ 為替差益 51,800 [為替差損] http://kanjokamoku.k-solution.info/2006/08/post_190.html [外貨建取引等会計基準] http://www2.neweb.ne.jp/wd/miuracpa/gaikadate.htm 若しくは http://www.fx-torihiki.com/torihiki/cm2fo.php 又、こちらのページにもありますが、税務上は「期末時換算法」が法定評価法。 [外貨建資産等の評価方法] http://www.manekineko.ne.jp/hy1950/gaikadatesisan.html
- kenzo-
- ベストアンサー率46% (24/52)
回答失礼します。 外貨建金銭債務(買掛金)は、決算時に適用する為替相場として「決算時の為替相場」をつかいます。 つまり、前期の決算時に下記の仕訳をおこなっています。 為替差損/買掛金 22,200 【(115-112)×7,400】 よって、今期の貸借対照表には前期決算日レートである115円/ドルで記載されているので、支払時には前期決算日のレートと支払時のレートで比べることになります。 決算を跨がなければ仕訳上では、marukozozoさんの仰るとおり輸入日の金額で比べます
補足
ありがとうございます。 では、こういうことでしょうか。 商品輸入時 仕入/買掛金828,800(112×7,400) 決算時 115円/ドルのため 為替差損/買掛金 22,200 【(115-112)×7,400】 代金支払日 (借)買掛金 851,000 (貸)当座預金 799,200 (貸)為替差益 51,800 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ もしも決算をまたがない場合。 商品輸入時 仕入/買掛金828,800(112×7,400) 代金支払日 (借)買掛金 828,800 (貸)当座預金 799,200 (貸)為替差益 29,600 お手数ですがよろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。勉強になりました。 また分からないことがあれば質問したいと思いますのでよろしくお願いします。