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水盃のやり方について
よく、時代劇などで、水盃を交わすというのがありますよね。 あれは、もう生きては再び会えないだろう、という、この世での最後の別れの儀式、と理解しているのですが、具体的にはどうやるのでしょう? ただ、盃に水を入れて飲み干すだけですか?現代みたいな乾杯をするわけじゃないですよね。お水をそうガバガバ飲むとも思えないので、一杯だけで終わりなのかな、とか……。 それと、交わす相手は妻子や親子だけですか?一緒に戦った仲間と交わす、というのもありですか? その作法みたいなものが載ってる文献でも、そういうシーンの描写がある時代小説でもいいので、ご存知の方、いらしたらぜひ教えてください。
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先の大戦の記録小説をよく読むのですが、特攻隊のものにはやはりでてきますね。ほとんどが特攻隊の司令官と飛び立つ隊員の間でです。他の場面ではあまり水杯は行われないのではないでしょうか? 特攻隊を送り出すシーンで司令官が隊員を集めて、一人一人の杯に水を注ぎ、共に静かに飲み干したというのがよくあります。(1杯だけですね) 他に聞いたところでは、昔の日本ハムファイターズの大沢監督が、日本シリーズの試合が始まる前にロッカールームで選手全員を集め「今日は決戦や!」と気合をいれ全員と水杯をかわしたという豪快な話もあります。
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- bonnnou
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あくまで、私の想像と断って、私の考えを説明します。 「水杯を交わす」というのは、略式の生前葬儀だと思われます。 「末期の水」を「水杯」で飲むというものです。 この考えで行けば、杯は、出立の時に、割ることになります。 (葬式で、霊柩車を送り出すとき、一善飯を盛っていた、茶碗を割るように) 江戸時代、直訴は、死罪ですから、直訴を行う農民達は、水杯を交わして、「直訴」に及んだようです。 幾つか、飢饉の時の直訴の歴史には、家族と、水杯を交わしと記載がある事があるようです。
お礼
ああ、末期の水、という考え方もできるんですね。 出立の時に割る……なるほど。霊柩車を送り出す時のことも知りませんでした。 直訴で水盃……武士じゃなくても、水盃ってやったんですね。 参考になりました。ありがとうございました。
水杯と言えば、神風特別攻撃隊を連想しました。 知覧の特攻記念館を見ましたが・・・ どうも1杯だけではないでしょうか。
お礼
URLまでありがとうございました。参考にさせていただきます。特攻隊というのは 思いつきませんでした。 幕末あたりは、資料がないのかなと思って探してるのですが、なかなか。
お礼
やっぱり特攻隊が有名なんですね。司令官と飛び立つ隊員ですか……。 一人一杯、というのがとても参考になりました。ありがとうございました。 幕末あたりの資料はないかと思っているのですがなかなか……。